6月は、🏳️🌈「プライド月間」 って知ってましたか?
この時期、世界各国でパレードなどのさまざまなイベントが行われ、LGBT🏳️🌈としてのプライド(誇り)を示したり、同性婚などLGBTの権利についての啓発を促したりします。発端は、1969年6月にアメリカで起きた、警察による同性愛者への暴力事件だといわれます。
沖縄県では、今月26日に、啓発の一環として「性の多様性について考える」講演、トークディスカッションが開催されます。

6月26日「性の多様性について考える」講演等の詳細について
沖縄県は、今年3月に都道府県レベルでは初と言われている「沖縄県性の多様性尊重宣言(美ら島 にじいろ宣言)」を行いました。
この機会に、多くのみなさんが、考える機会になれれば幸いですね✨☺️
担当記事 仲原
LGBTを尊重する寺 その思いとは
ハイタイ!(沖縄の方言でこんにちは)沖縄より理事の仲原です。
多くの皆様から第1回目のLGBT本研修への参加表明、ありがとうございます。
先日、沖縄のマスコミでも取り上げられていました「LGBTを尊重する寺 その背景とは」ということで、県内でも初の試みとしてLGBT等の「パートナー墓」を新たに設けた、宜野湾市の普天間山神宮寺へ見学と情報共有をさせて頂きました。

実は、普天間山神宮寺は昨年から性的少数者に開かれた「LGBTフレンドリー寺院」として、性の多様性尊重を示すレインボーフラッグを入り口に掲げています。
金城住職は、「仏教はLGBTの存在や権利を認めている」と強調し、取り組みは県内約20の寺院でつくる県仏教会の中でも初とみられ、性的少数者らにも好評だそうです。
仏は男性と女性の両性を備え持つとされていて、また「観音」は「音を観る」という意味で、「心の悩みや願いを聞き入れる」と言われているそうです。
金城住職は、性的少数者が仏の姿を自分と重ね合わせ「安心してお参りし、心を軽くする場所になれば」と願っているそうです。
(※2020年8月20日 琉球新報より一部引用)

その思いから少子化や核家族化などによる、お墓の後継者不足やパートナー墓など、多様な価値観を尊重して、お墓に入れるよう配慮されています。
LGBT🏳️🌈のみならず、選択的夫婦別姓などにも対応したお墓の在り方にもなりそうですね。

金城住職からパートナー墓への思いを伺いました

最大2名で入る樹木墓
金城住職の更なる夢は、仏前結婚式だそうで性的少数者をあらゆる場面で祝福していきたいそうです。
当協会としての関わりもそうですが、個人的に私も、ウェディングプランナーや司会者として、ぜひとも携わっていけたら幸いです💕
記事担当:仲原
同性婚を認めないのは、違憲とした判決に

皆様、こんばんは!もう真夏のような沖縄から仲原がお届けします。
今日は大変、勇気づけられると言いますか、画期的な裁判の判決となったニュースが飛び込んできましたね。
(以下、毎日新聞ネットニュースより引用です)
「同性同士の結婚が認められないのは婚姻の自由を保障した憲法に違反するとして、北海道内の3組6人の同性カップルが国を訴えた裁判で、札幌地裁は3月17日、原告の賠償請求を退けた上で、「法の下の平等」を規定した憲法に反するとしました。」
当協会の講師、かずえちゃんもYouTubeにて、この判決に、言葉一つ一つを噛み締めながら
「凄く嬉しいと思いました。」と、涙したのに私も思わず「良かったね」と、涙ぐみ、
ここまでくるのが本当に大変なことだったんだなと思い知らされました。
https://www.facebook.com/100040463093470/posts/477488550276577/
この判決をまさに、当事者のみなさんや支援をする私たちにとっても、大きな大きな1歩だと確信しました。
地裁の判決ではありますが、このような活動が大きなうねりとなり、「婚姻の自由、同性同士の結婚を認めよう!」
と、社会全体で堂々と発信する世論を味方に。そして、大きな励み、原動力になるんだと実感しています。
まだまだ、国会での議論が乏しく、「憲法改正が先じゃないか。」といった意見も様々ですが、まずは、このように
「動く、発信する、活動する」という小さな積み重ね当たり前のことが、必要で大事なんだと思います。
私たちは、当事者のみなさんの後押しになる支援体制を整え、寄り添っていきたいと切に思っております。
ぜひとも、「誰もが自由な婚姻ができる社会へ」思いを実現させましょう。
そう、遠くはない理想だけに終わらせないためにも・・・・・・
記事担当:仲原
沖縄県が「性の多様性尊重宣言」案を公表し意見募集も
皆様、お世話になります。沖縄で活動をしております理事の仲原です。
さて、沖縄県では、「沖縄県 性の多様性尊重宣言」に向けて取り組んでいるとのことです。
「性の多様性尊重宣言」案が公表され、宣言(案)について幅広く、多くの皆様からの意見を募っているそうです。
沖縄県性の多様性尊重宣言に関する意見募集について

沖縄県では、すべての県民の尊厳を等しく守り、個々の違いを認め合い、互いに尊重しあう共生の社会づくりを目指すために、様々な取組、活動を民間、行政を踏まえ行っております。
沖縄県の調査(以下引用)によると、性の多様性について、7割以上の方が「性的少数者を性の多様性として認める必要がある」や「理解に努めようと思う」など、肯定的な意見を持っているという結果が出ており、県民の性の多様性に関する認知や理解が一定程度進んでいるそうです。
しかしながら、一方では、LGBT の方々が困難を感じる場合として6割以上の方が「差別、偏見がある」と回答し、自分の性や性的指向に悩んだことがあると回答した方においては、76%の方が「差別、偏見がある」と回答しており、依然として当事者が生きづらさを感じている現状があると示しております。
県によりますと、この宣言が実現すれば都道府県では初となるようです。
ぜひとも「誰もが平等で自分らしく、生きやすい社会への実現に向けて」
当協会におきましても、少しでもお役に立てればと、宣言案につきまして意見をしていこうと考えております。
記事担当:仲原
沖縄県の高校で「多様性 取り組み学ぶ キャリア教育」
皆様、はじめまして!
沖縄で活動をしております。理事の仲原です。どうぞよろしくお願いいたします。
去った、2020年9月23日に沖縄県の陽明高校にてキャリア教育の一環として、講話を行いました。
【2020年10月10日の琉球新報】にて「多様性 取り組み学ぶ 陽明高校でキャリア教育」
https://www.47news.jp/localnews/5359280.html

(記事掲載は、琉球新報様より許諾いただいております)
沖縄県の結婚支援事業の受託者として、県内の婚活事情や支援内容の他、
SDGsが掲げるジェンダー平等、そして、多様性について考えるきっかけになって欲しいと
生徒さんへLGBTについてのお話もさせて頂きました。
今後は教育の現場でも、多様性やLGBTについて知識を深めていける活動も行っていきたいと
思います。
記事担当:仲原