同性婚はなぜ必要?同性婚のメリット・デメリット
近年、耳にする機会が増えた「同性婚」。
しかし、同性婚の必要性やメリット・デメリットについては、まだ知らない方も多いのではないでしょうか。
そんな方でも分かりやすいよう、この記事では【同性婚のメリット・デメリット】を詳しく解説していきます!
「同性婚ってなに?」
「なぜ同性婚が必要なの?」
「同性婚にはどんなメリット・デメリットがあるの?」
「同性婚とパートナーシップ制度の違いってなに?」
という疑問に、網羅的に答えていきます。
同性婚に関心のある方はもちろん、「同性婚ってなんだかよくわからない」という方にも、理解しやすい充実した内容になっています。
さあ、あなたも一緒に「同性婚」について学んでみませんか?
同性婚とは?【 愛する人と家族になる権利】
同性婚とは、男性と男性、または女性と女性のように、同じ性別同士が結婚することを言います。
日本では残念ながら、まだまだ法整備が整っておらず議論が続けられている最中ですが、世界を見渡すとすでに37の国と地域で認められています。
また、同性婚は、愛する人が性別を問わずに家族(配偶者)として認められ、法的な保護を受けられる権利でもあります。
そんな同性婚ですが、同性婚が法制化されることによって社会にはどのようなメリットがあるのでしょう?
同性婚はなぜ必要?同性婚のメリット
世界で同性婚の法制化が認められているなか、日本はまだその波に乗ることができていません。
しかし、日本でも同性婚が認められるようになれば、きっと新しい社会の価値観が生まれて良い影響があるはずです。
ここでは、みなさんがよりイメージしやすいように、【同性婚のメリット】を5つ紹介していきます!
早速ですが、同性婚には以下のようなメリットがあります。
・愛する人が家族として認められる
・法的な保護を受けられる
・養子縁組が可能になる
・社会的な差別と偏見が減る
・経済効果が期待できる
愛する人が家族として認められる
同性婚の最大のメリットは、愛する人が家族として社会的に認められることです。
これは、かけがえのないパートナーと絆を深め、幸せな人生を歩むためには非常に重要なことですよね。
もちろん、異性カップルのように人目を気にせず結婚式を開くこともできるようになり、周囲からも祝福を受けやすくなるでしょう。
特に私たちの親世代では、「同性同士での結婚」に良いイメージを持つ人はまだまだ少ないかもしれません。
しかし、日本で同性婚が法的に認められることで、両親からの祝福やサポートが受けられやすくなるのもメリットですよね。
社会で法的な家族として認められることで、パートナーとの将来を安心して考えられるようになり、精神的な安定をもたらすことにも繋がるはずです。
法的な保護を受けられる
「同性婚」は、いざという時に愛する人を守るための盾となります。
例えば、法的な家族となることでパートナーと自分で財産を共有し、一緒に管理することができるようになります。
さらに、自分やパートナーが高齢になった際には、医療や介護に関する意思決定をお互いにすることができるのもメリットですよね。
また、パートナーが外国人の場合には、日本で安心して暮らすための「配偶者ビザ」を取ることもできます。
このように、同性婚ができることによって、普段の何気ない日常が快適で安心感のあるものに変わります。
「同性婚」は愛する人を守り、共に人生を歩んでいくための強い力となるでしょう。
養子縁組が可能になる
「いつか子どもを育ててみたい」と願う同性カップルは少なくありません。
そんなカップルでも、婚姻関係が認められるようになれば、その夢を「養子縁組」という形で実現することができます!
日本国内では、「普通養子縁組」で2組のゲイカップルが養親として認められた事例はあるのですが、「特別養子縁組」は認められていません。
特別養子縁組は、必ず婚姻関係がある夫婦のみと定められていたからですね。
しかし、同性婚ができることで、同性カップルも養子を迎えて幸せな家庭を築くことができるようになり、同性カップルの子育ての選択肢が増えることにも繋がります。
社会的な差別と偏見が減る
同性婚は、日本国民の価値観をガラリと変えるきっかけになるでしょう。
なぜなら、今までは「結婚=異性」が当たり前のことだと思われてきていましたよね?
しかし、同性婚が認められることによって、より多様な家族の形も生まれることになります。
そうなると、少しずつ人々の意識も変わり、偏見や差別も減っていくのではないでしょうか?
そして、より多様な人々を受け入れる社会へ変わり、誰もが生きやすい国になるでしょう。
経済効果が期待できる
同性婚は、経済にも良い影響を与えると期待されています。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
・消費の活性化
・投資の増加: LGBTQ+向けの商品やサービスへの投資が増加し、経済全体が活性化
・観光客誘致: 同性婚が認められている国は、LGBTQ+の旅行客にとって魅力的な観光地となる
・人材獲得: 優秀な人材が世界中から集まり、企業の競争力が高まる
・イノベーションの促進: 多様な価値観を持つ人々が集まることで、新たなアイデアやイノベーションが生まれやすくなる
このように、「同性婚」は”誰もが自分らしく輝ける社会”を実現し、経済的にも文化的にも発展することができます。
多様性を尊重し、誰もが活躍できる社会こそが、持続的な成長の鍵となるのです。
同性婚にデメリットはある?
同性婚は、愛する人と家族になる権利という大きなメリットを持つことはお分かり頂けたかと思います。
一方で、【同性婚のデメリット】はあるのでしょうか?
結論から言うと、同性婚ができることで社会に影響するほどのデメリットはありません。
ただ、幸せに安心して暮らせる人が増えるだけです。
もし、明日日本で同性婚が法制化されたとイメージしてみて下さい。
きっと、あなたの生活は何一つ変わらないでしょう。
そうなんです。
同性婚は、ただ単に今ある結婚制度を同性カップルにも権利を守るように変えるだけなので、何も失うものはないんです。
同性婚に反対する人は、もしかすると以下のような意見があるかもしれません。
例えば、
「伝統的な家族観が崩れる」
「親が同性同士だと子どもがいじめられるかも。」
「子どもがかわいそう」
など、このような意見は決してなくなることはないと思います。
だからこそ、同性婚が仮に法制化されたとしても、 相互理解と尊重を深めるための教育や啓蒙活動を進めることが重要です。
まとめ:同性婚が認められると、幸せな人が増えるだけ
世界ではここ最近、同性の法制化を進める国が増えてきましたよね。
例えば、東南アジアのタイでも同性婚の法制化が可決されて、年内に同性婚が認められることとなりました。
いつか日本でも、結婚の平等が認められる日が来ることを願うばかりです。
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