【レズビアンの恋愛】 結婚はできる?子どもは?
女性同性愛者である「レズビアン」。
LGBTの「L」であり、日本ではゲイに並んでよく知られているセクシュアリティのあり方でもあります。
そんなレズビアンの恋愛事情に関心を持つ人も多いのではないでしょうか?
レズビアンの恋愛は海外ドラマにも取り上げられることも多いですが、ドラマでは語られない悩みや葛藤だってもちろんあります。
今、この記事を読んでいるあなたも、もしかして女性との恋愛に悩んでいるうちの1人かもしれませんよね。
そこで、今回は【レズビアンの恋愛】についてお話ししていきます。
気になる「結婚」や「妊活」、「子育て」などの踏み込んだ内容にも触れていこうと思います!
レズビアンとは?
LGBTという言葉を既にご存知の人も多いかと思いますが、各セクシュアリティの頭文字を取って表現した言葉となります。
・L(Lesbian レズビアン)
・G(Gay ゲイ)
・B(Bisexual バイセクシュアル)
・T(Transgender トランスジェンダー)
今回紹介するレズビアンは、LGBTの「L」に該当するセクシュアリティです。
レズビアンとは、性自認が女性であり、性的指向も女性であるセクシュアリティを指します。
当事者の間では、「L(エル)」や「ビアン」と呼ばれることもあります。
そんな、女性として女性を好きになる性であるレズビアン。
彼女たちはどのような恋愛の悩みを抱えているのでしょうか?
レズビアンが抱える恋愛の悩み
レズビアンの恋愛は、性的マジョリティである異性愛者とは異なる悩みを抱えます。
例えば、
・結婚ができない
・周りからの偏見
・子育てができない
・親から理解されない
など、周りからの理解や結婚制度、子育てに関する悩みを抱えやすい傾向にあります。
例えば、日本ではまだ同性婚の法整備が進んでいないため、今の日本で暮らしている限り同性のパートナーと結婚して夫婦になることができません。
異性の場合には、恋愛のゴールとして「結婚」という未来を描きやすいのですが、同性同士では結婚の選択ができませんよね。
そうなると、
「周りの友達は結婚や出産もし始めているけど、私は何をやっているんだろう」
「このままでいいのかな?」
「普通の結婚をして、親を安心させた方がいいのかも」
といった悩みが出てくるでしょう。
「結婚」という選択ができないからこそ、未来を描きづらいのもレズビアンならではの悩みと言えます。
また、日本では「LGBT」という言葉が認知されつつありますが、まだ偏見や差別が残っているのが現状です。
特に、50代以降の両親世代では「恋愛は男女がするもの」という認識が強い傾向があるようです。
そのため、両親にパートナーとの交際を反対されたり、LGBTであることを受け入れてもらえないことも残念ながらあるようです。
一番身近な家族から応援されない、理解されないことは想像以上に苦しいものです。
今後、社会の認識も変わり、社会がLGBTを理解して受け入れる土壌ができることを望んでいます。
レズビアンは結婚できるのか?子どもは?
レズビアンでも、同性婚の認められている国で結婚することは可能です。
例えば、ハワイでは日本人の同性カップルでも「結婚証明書」を発行してくれます。
同性婚が認められている国へ移住すれば、その国ではあなたもパートナーも「夫夫」もしくは「婦婦」として認められるでしょう。
しかし、先程もお伝えしたように日本ではまだまだ法整備が整っていないので、残念ながら日本で結婚することはできません。
しかし、日本でもレズビアンが子どもを育てることは可能です。
レズビアンの人の場合、以下のような方法で子どもを持つことができます。
・第三者からの精子提供
・養子縁組
一番多いのは、第三者からの精子提供です。
SNSで精子提供ボランティアを探して提供してもらったり、海外の精子バンクを利用、もしくは家族や知人からの提供などあらゆる方法で実現できます。
これから子育てしたいと考えているレズビアンカップルは、決して「子育て」という夢を諦めなくてもいいのです。
レズビアンが理想のパートナーを見つける方法
レズビアンでも、幸せな恋愛をすることができます。
しかし、「なかなか良いパートナーに出会えない」というレズビアンも多いのではないでしょうか?
ここでは、【レズビアンが理想のパートナーを見つける方法】を紹介していきますね。
・レズビアン向けのコミュニティに参加する
・LGBTQフレンドリーなマッチングアプリを使う
・LGBTQ専門の結婚相談所に相談する
レズビアン向けのコミュニティに参加する
近年、インターネット上を中心に、レズビアン向けのコミュニティが数多く立ち上げられています。
これらのコミュニティでは、同じ悩みを持つ仲間と交流したり、情報交換したりすることができるようです。
また、イベントや交流会なども開催されており、パートナー探しに役立つこともありますよ。
LGBTQフレンドリーなマッチングアプリを使う
近年、LGBTQフレンドリーなマッチングアプリも登場しています。
これらのアプリでは、プロフィールにレズビアンであることを明記することができ、同じ価値観を持つ相手を見つけることができます。
最近ではマッチングアプリで恋人を探すのも珍しくなくなってきました。
カジュアルな出会いを探している方にはオススメの方法です。
LGBTQ専門の結婚相談所に相談する
「一生を共にできるようなパートナーを見つけたい」という人は、LGBTQ専門の結婚相談所に相談するのも1つの方法です。
LGBTQ専門の相談所であれば、最初からセクシュアリティへの理解があるので余計な説明などする必要はありません。
私たち「日本LGBTサポート協会」は、なかなか出会に恵まれないLGBT当事者同士を繋げるためのお手伝いをしています。
仲人さんはみなさん、LGBTの研修をしっかりと受けていますので、LGBTの基礎知識や守秘義務を守れる信頼できる仲人ばかりです。
「なかなか良い出会いに恵まれない」と悩んでいる方がいたら、ぜひ連絡をください!
相談はいつでも受け付けています。(相談は女性の代表が行います)
↑LINEからでも大丈夫です!
このように、レズビアンの人がパートナーを見つけるためには様々な方法があります。
自分に合った方法を見つけて、ぜひ素敵なパートナーを見つけてくださいね。
まとめ:レズビアンでも幸せな恋愛ができる
いかがでしょうか?
レズビアンであっても決して恋を諦める必要はありません。
むしろ、レズビアンの女性にはさまざまな選択肢があります。
・パートナーを見つけて2人きりの人生を楽しむ
・パートナーと海外で結婚する
・パートナーシップを結び、子どもを育てる
など、レズビアンであるからこそ2人だけの幸せのカタチを追求することだって可能です!
周りからのプレッシャーで「女性と付き合うことはいけないこと」だと自分の気持ちをー押し殺してしまっていませんか?
あなたの人生はあなたしか幸せにできません。
信頼できる友人や家族を見つけて、恋愛を応援してもらえたらいいですね。
日本LGBTサポート協会は、あなたが自分らしい生き方を実現できるよう応援しています!