日本LGBTサポート協会の活動レポート

東北初!ご成約!感動の友情婚ストーリー

 

友情婚成約!おめでとうございます!

皆様、こんにちは!
秋田県で仲人をしております、松倉みほ子です。

この度、弊社会員様同士、
レズビアンとゲイの友情婚がご成約となりました。

“友情婚”という言葉は聞いたことがある方、
何となくイメージできる方が多いかもしれません。

私自身もそうでした。

 

今回私が仲人として、お二人をサポートして目の前に見た
“友情婚”はあまりに素晴らしく、感動的な関係性でしたので、
お二人の了承をいただき、ブログにしたためることにしました。

 

お二人とも自身の性的指向について、レズビアンであること、
ゲイであることは認識されていました。

同性のパートナーを求めつつ、
できれば地元で家族の側で暮らし続けたい、
子供が欲しいという希望がありました。

自身の性的指向についてはお互いご家族には話されてきません。

ご入会面談の時に、そのような条件と一緒に
『地元で暮らすには友情婚もありなのかなぁ』
とお二人が話されていました。

ご入会後は別の会員様とお見合いをしたり、
オンライン交流会に参加したりと
それぞれが出会いを求めて活動していました。

そのサポートをする中で、とにかく地元を愛し
家族を大切にする気持ちが強いところが同じで、
性的マイノリティとして似た悩みを持っている、
話すスピードが似ている共通点を感じました。

そしてお二人とも子供を望んでいて、
家族になった時に歯車が合うという仲人の勘が働き、
友情婚も選択肢としてあるならば
一度お話ししてみないかと持ちかけました。

早速3月にお見合いをしました。
そのたった1時間では何かを強く感じることは無かったでしょうし、
自身の求めるセクシュアリティでは無いので、
付き合う前の不安や葛藤があったかもしれません。

 

しかしその後、お二人でオンライン飲み会をして
『分かり合えるところがたくさんあって、すごく安心した。リアルで会ってみたい。』

ということで、その後またオンラインデートをしたり
LINEで関係を育みつつ、実家を離れ遠方に住んでいた彼女の帰省に合わせて
リアルデートをしました。

またそこでもとても穏やかに色んなお話ができ、
この人のならという気持ちが固まってきました。

そして彼女が『仕事を辞めて地元に帰ろうかな』
と話したときに、彼の
『帰るなら自分と一緒に住むことも選択肢の一つとして考えて欲しい』
という一言が決め手となりました。

それからはまったく私のサポートがいらないほど、
お二人で何でも話をして、友情婚をするにあたってルールや妊活について、
すごいスピードで決まっていきました。

ケンカや意見の相違は無いか聞いたところ、
全く無いので、どんなことで初めてのケンカをするのか楽しみだそうです。

彼女のご実家と彼の住まいは距離があるのですが、
どこに住むかも相手の気持ちを尊重し話し合う様子にはとても感心しました!

 

今、同居に向けて準備を進めるお二人は声も表情も明るく幸せが溢れ、
楽しそうにしています。

友情から家族愛を築いていくこれからが想像できる素敵なお二人です。

こんなに素敵なご縁結びができたこと、私自身とても幸せにありがたく思います。
こんなに分かり合えて信頼できる生涯のパートナーと共に築いていく家庭は
心の面では友情婚以外の、婚姻との違いを見つけられません。

 

お二人のこれからの人生が、穏やかに信頼と幸せに溢れるものでありますように。

改めまして、心からおめでとうございます‼︎

 

記:松倉みほ子

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