日本LGBTサポート協会の活動レポート

友情婚とは?性別や恋愛にとらわれない新しい結婚のカタチ

LGBTQ+
「恋愛関係ではなく友情に近い関係を結びたい」
「結婚はしたいけど、性的関係を持つのはちょっと…」
「性的関係を持たずに、信頼できるパートナーと一緒に生きていきたい」

そのように考えたことはありませんか?

最近では色々な家族のカタチが認められるようになりましたが、そんななか注目を集めているのが「友情婚」です。

友情婚とは、恋愛や性的関係にとらわれない新しい結婚のスタイルです。

しかし、友情婚という言葉を聞いても具体的なイメージが浮かばないという人も多いはず。

そこで今回の記事では、「友情婚とは何か?性別や恋愛にとらわれない新しい結婚のカタチ」について分かりやすく解説していきます。

この記事を読むことで、あなたの結婚に対する考え方が変わるかもしれません。

結婚はしたいけど、相手との信頼関係でパートナーシップを築きたいと思っている人は是非参考にして下さいね!

友情婚ってどんな結婚?従来の結婚との違い

LGBTバートナー探し

みなさんは「友情婚」と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?

友情の延長?
性的関係のないパートナーシップ?
恋愛感情より信頼関係を重視する関係?

このような漠然としたイメージを抱く人も少なくないはずです。

簡単に言うと「友情婚」とは、恋愛や性愛にとらわれず、当人同士の友情や愛情による結びつきによって結婚というかたちをとることを言います。

相手への尊敬や信頼関係で成り立ち、性行為がないことが一般的な恋愛結婚との違いです。

従来の結婚では、どうしても恋愛感情や性愛感情が土台になることがほとんどですよね。

そのため、従来の結婚の決め手は「好きだから一緒になりたい」、「家族を作りたい」という気持ちが強く影響しています。

一方、友情婚は恋愛や性愛の感情は関係ありません。

むしろ友情結婚の場合には、お互いが理解し合い、信頼関係を築きながら共に成長していくことが重要になります。

お互いのライフスタイルを尊重することで、持続的で充実した結婚生活を築くことができるでしょう。

また、この友情結婚を選択するカップルは年々増えてきていると言われています。

なぜなら、今の社会では共働き夫婦が増えているため、パートナー同士が助け合い、家事や育児を分担することが求められるからです。

さらに、結婚観や家族のあり方に対する価値観の多様化、個人の自己実現の重視、経済的な安定を求めるのも「友情婚」が注目されている理由かも知れませんね。

友情婚を選ぶのはどんな人たち?

↑実際にお写真ご協力くださったお二人

友情婚を選ぶ人たちには、さまざまな理由や背景があります。

一般的な恋愛結婚に縛られない新しい結婚のカタチとして、特定の人にとって魅力的な選択肢となっています。

そんな注目を集めている「友情婚」ですが、このようなパートナーシップを選択をする人にはどのような特徴があるのでしょうか?

ここでは、「友情婚を選択する人たちの特徴」を詳しく見ていきましょう。

LGBTQの当事者

実は、LGBTQの当事者の人たちにとって、「友情婚」は自分たちの理想のパートナーシップや生き方を実現する方法になっています。

例えば、同性カップルの場合、いくら子どもを望んでいても自然な妊娠はできません。

仮に精子提供をしてくれる協力者が現れたとしても、多くの同性カップルは家族や友人にカミングアウトをしていないため、急な妊娠は周囲の人を驚かせてしまいます。

また、一番身近な両親から理解を得られないまま子どもを出産するのは、物理的にも精神的にも非常に難しいですよね。

そこで、ゲイの方との「友情結婚」をするというLGBTQ当事者の方も少なくありません。

ゲイカップルもレズビアンカップルと同様に、子どもを育てたいと考えている人がいます。

そのため、ゲイのカップルとレズビアンのカップルがそれぞれ「友情結婚」をすれば、妊娠や出産だけでなく周囲のサポートも得られやすくなります。

もちろん、ゲイカップルとレズビアンカップルで協力し合って子育てすることもできるかもしれません。

恋愛はしたいけど性的関係を望まない人

恋愛関係を築くことはできるけど、性的関係を持つことに抵抗を持つ人たちは「友情婚」を選ぶことがあります。

例えば、「ノンセクシュアル」と呼ばれる人々は、他者に対して恋愛感情を抱くことがあっても、性的欲求を抱かないセクシャリティの方を指します。

恋愛感情があって恋人として付き合っていたとしても、性的な行為は望みません。

そのため、なかなか周りの人から理解が得られないことがあります。

もちろん、できること、できないことの線引きは人それぞれによって異なります。

手をつなぐことやキスはできてもセックスはできないなど、ノンセクシャルの人たちのなかでも異なってきます。

また、「アセクシュアル」といって、他者に対して性的欲求を抱かない、抱きづらいセクシャリティの方もいます。

ノンセクシャルとの違いとしては、恋愛感情については、言及していないところです。

恋愛感情を抱くこともあれば、まったく抱かない人もいれば、まだ分からないとしている人もいますので、恋愛感情についてはあるともないとも定めていない状態です。

このようなセクシュアリティの人々にとって、友情婚は自分らしくいられる理想の結婚のカタチかも知れません。

とは言っても、「ノンセクシュアル」や「アセクシュアル」の人々が結婚を望んでも、なかなか周りからの理解が得られず、パートナーを見つけるのに苦労している人が多くいます。

ここからは、「ノンセクシュアル」や「アセクシュアル」の方々が理解のあるパートナーを探す方法についても紹介ていきます。

LGBTサポート協会なら「友情結婚」もサポートもできます

↑先日長野建のぼんぼんへ参加した時の様子

 

結婚相談所にもよく、

「相手と手を繋げない」
「良い人なんだけど、どうしても好きになれない」
「結婚したいんだけど、どうしても性的な関係は持ちたくない」

というお悩みを会員様から頂戴します。
通常の結婚相談所であれば、なかなかその気持ちを汲み取って適切なサポートをすることが難しいかと思います。

しかし、LGBTサポート協会では「ノンセクシュアル」や「アセクシュアル」をはじめ、性的マイノリティーの方々のサポートを専門にやっているため、お気持ちを理解した上でご縁結びをしています。

考え方も多様化している世の中で、自分らしい生き方、認め合えるパートナーに出会うことが一番の幸せではないでしょうか。

友情結婚は性愛はなくても、お互いの信頼関係や尊敬の気持ちから心が繋がる、自分らしいパートナーシップだといえます。

私たちLGBTサポート協会の仲人は月に1回LGBTQの方をゲストにお招きして勉強会を開催しています。

仲人は皆、真剣に性的マイノリティーの方々の気持ちを理解してサポートできるように努力しております。

もちろん、今までも「ノンセクシュアル」や「アセクシュアル」の方々の結んだ実績もあります。

自分らしい結婚のカタチを考えている方は是非、下記よりお問合せ下さい。

紹介窓口は代表の松村(女性)が担当します。

お問い合わせ

↑LINEからでも大丈夫です!

まとめ:友情婚は幸せなパートナーシップを築く方法の1つ

↑モデル 山形県 齋藤先生

 

「友情婚」は、従来の結婚の枠を超えた、新たな結婚のカタチです。

今まで、
「自分のことを理解してくれる人は誰もいない」
「結婚はしたいけど、相手を好きになれないから諦めよう」
「性的関係を持たない自分と結婚してくれる人なんているのかな?」

という悩みを一人で抱えるのはもう辞めましょう。

LGBTサポート協会では、自分に合ったパートナーとのご縁結びをサポートさせていただいております。

友情婚は、単なる新しい結婚のカタチではありません。

これはあなたにとって、幸せなパートナーシップを築くための一つの素晴らしい選択肢です。

「今年こそパートナーを作りたい!」LGBTサポート協会へ問い合わせ下さいね。

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