日本LGBTサポート協会の活動レポート

【レズビアンの恋愛】 結婚はできる?子どもは?

女性同性愛者である「レズビアン」。

LGBTの「L」であり、日本ではゲイに並んでよく知られているセクシュアリティのあり方でもあります。

そんなレズビアンの恋愛事情に関心を持つ人も多いのではないでしょうか?

レズビアンの恋愛は海外ドラマにも取り上げられることも多いですが、ドラマでは語られない悩みや葛藤だってもちろんあります。

今、この記事を読んでいるあなたも、もしかして女性との恋愛に悩んでいるうちの1人かもしれませんよね。

そこで、今回は【レズビアンの恋愛】についてお話ししていきます。

気になる「結婚」や「妊活」、「子育て」などの踏み込んだ内容にも触れていこうと思います!

レズビアンとは?

LGBTという言葉を既にご存知の人も多いかと思いますが、各セクシュアリティの頭文字を取って表現した言葉となります。

・L(Lesbian レズビアン)
・G(Gay ゲイ)
・B(Bisexual バイセクシュアル)
・T(Transgender トランスジェンダー)

今回紹介するレズビアンは、LGBTの「L」に該当するセクシュアリティです。

レズビアンとは、性自認が女性であり、性的指向も女性であるセクシュアリティを指します。

当事者の間では、「L(エル)」や「ビアン」と呼ばれることもあります。

そんな、女性として女性を好きになる性であるレズビアン。

彼女たちはどのような恋愛の悩みを抱えているのでしょうか?

レズビアンが抱える恋愛の悩み

レズビアンの恋愛は、性的マジョリティである異性愛者とは異なる悩みを抱えます。

例えば、

・結婚ができない
・周りからの偏見
・子育てができない
・親から理解されない

など、周りからの理解や結婚制度、子育てに関する悩みを抱えやすい傾向にあります。

例えば、日本ではまだ同性婚の法整備が進んでいないため、今の日本で暮らしている限り同性のパートナーと結婚して夫婦になることができません。

異性の場合には、恋愛のゴールとして「結婚」という未来を描きやすいのですが、同性同士では結婚の選択ができませんよね。

そうなると、

「周りの友達は結婚や出産もし始めているけど、私は何をやっているんだろう」
「このままでいいのかな?」
「普通の結婚をして、親を安心させた方がいいのかも」

といった悩みが出てくるでしょう。

「結婚」という選択ができないからこそ、未来を描きづらいのもレズビアンならではの悩みと言えます。

また、日本では「LGBT」という言葉が認知されつつありますが、まだ偏見や差別が残っているのが現状です。

特に、50代以降の両親世代では「恋愛は男女がするもの」という認識が強い傾向があるようです。

そのため、両親にパートナーとの交際を反対されたり、LGBTであることを受け入れてもらえないことも残念ながらあるようです。

一番身近な家族から応援されない、理解されないことは想像以上に苦しいものです。

今後、社会の認識も変わり、社会がLGBTを理解して受け入れる土壌ができることを望んでいます。

レズビアンは結婚できるのか?子どもは?

レズビアンでも、同性婚の認められている国で結婚することは可能です。

例えば、ハワイでは日本人の同性カップルでも「結婚証明書」を発行してくれます。

同性婚が認められている国へ移住すれば、その国ではあなたもパートナーも「夫夫」もしくは「婦婦」として認められるでしょう。

しかし、先程もお伝えしたように日本ではまだまだ法整備が整っていないので、残念ながら日本で結婚することはできません。

しかし、日本でもレズビアンが子どもを育てることは可能です。

レズビアンの人の場合、以下のような方法で子どもを持つことができます。

・第三者からの精子提供
・養子縁組

一番多いのは、第三者からの精子提供です。

SNSで精子提供ボランティアを探して提供してもらったり、海外の精子バンクを利用、もしくは家族や知人からの提供などあらゆる方法で実現できます。

これから子育てしたいと考えているレズビアンカップルは、決して「子育て」という夢を諦めなくてもいいのです。

レズビアンが理想のパートナーを見つける方法

レズビアンでも、幸せな恋愛をすることができます。

しかし、「なかなか良いパートナーに出会えない」というレズビアンも多いのではないでしょうか?

ここでは、【レズビアンが理想のパートナーを見つける方法】を紹介していきますね。

・レズビアン向けのコミュニティに参加する
・LGBTQフレンドリーなマッチングアプリを使う
・LGBTQ専門の結婚相談所に相談する

レズビアン向けのコミュニティに参加する

近年、インターネット上を中心に、レズビアン向けのコミュニティが数多く立ち上げられています。

これらのコミュニティでは、同じ悩みを持つ仲間と交流したり、情報交換したりすることができるようです。

また、イベントや交流会なども開催されており、パートナー探しに役立つこともありますよ。

LGBTQフレンドリーなマッチングアプリを使う

近年、LGBTQフレンドリーなマッチングアプリも登場しています。

これらのアプリでは、プロフィールにレズビアンであることを明記することができ、同じ価値観を持つ相手を見つけることができます。

最近ではマッチングアプリで恋人を探すのも珍しくなくなってきました。

カジュアルな出会いを探している方にはオススメの方法です。

LGBTQ専門の結婚相談所に相談する

「一生を共にできるようなパートナーを見つけたい」という人は、LGBTQ専門の結婚相談所に相談するのも1つの方法です。

LGBTQ専門の相談所であれば、最初からセクシュアリティへの理解があるので余計な説明などする必要はありません。

私たち「日本LGBTサポート協会」は、なかなか出会に恵まれないLGBT当事者同士を繋げるためのお手伝いをしています。

仲人さんはみなさん、LGBTの研修をしっかりと受けていますので、LGBTの基礎知識や守秘義務を守れる信頼できる仲人ばかりです。

「なかなか良い出会いに恵まれない」と悩んでいる方がいたら、ぜひ連絡をください!

相談はいつでも受け付けています。(相談は女性の代表が行います)

お問い合わせ

↑LINEからでも大丈夫です!

このように、レズビアンの人がパートナーを見つけるためには様々な方法があります。

自分に合った方法を見つけて、ぜひ素敵なパートナーを見つけてくださいね。

まとめ:レズビアンでも幸せな恋愛ができる

いかがでしょうか?

レズビアンであっても決して恋を諦める必要はありません。

むしろ、レズビアンの女性にはさまざまな選択肢があります。

・パートナーを見つけて2人きりの人生を楽しむ
・パートナーと海外で結婚する
・パートナーシップを結び、子どもを育てる

など、レズビアンであるからこそ2人だけの幸せのカタチを追求することだって可能です!

周りからのプレッシャーで「女性と付き合うことはいけないこと」だと自分の気持ちをー押し殺してしまっていませんか?

あなたの人生はあなたしか幸せにできません。

信頼できる友人や家族を見つけて、恋愛を応援してもらえたらいいですね。

日本LGBTサポート協会は、あなたが自分らしい生き方を実現できるよう応援しています!

【アセクシュアル】結婚は必要?自分らしい幸せのカタチを見つける

恋愛感情や性欲を感じにくい「アセクシュアル」。

周囲の理解が得られず、孤独を感じたり、結婚や出産へのプレッシャーを感じたりする方も少なくありません。

しかし、アセクシュアルだからといって、 結婚できない、子どもを持てないわけではありません。

アセクシュアルの人でも、素晴らしいパートナーに出会い、2人らしい愛のカタチを実現している人も沢山います。

今回は「アセクシュアルの人に結婚は必要なのか?自分らしい幸せのカタチを見つける方法」をお話ししていこうと思います。

自分らしさを大切にして、そして多様な生き方が認められる社会を目指して、アセクシュアルと結婚、そして幸せな生き方について一緒に考えていきましょう!

アセクシュアルとは?

「アセクシュアル」とは、性的欲求をほとんど、または全く感じないセクシュアリティのことを言います。

例えば、

・好きな人ができても、恋愛感情が芽生えない
・恋愛ドラマや映画を見ても、共感できない
・周囲が盛り上がる恋愛話に、興味が持てない
・性的な魅力を感じる人がいない
・性行為に興味がない、または嫌悪感を感じる

など、人によってアセクシュアルの程度や表現はさまざまです。

また、「ノンセクシュアル」というセクシュアリティと混同してしまう人も多いですが、
この2つのセクシュアリティの違いは”恋愛感情を抱くのか・抱かないのか”という点で異なります。

・性的な欲求がない=アセクシュアル
・恋愛感情があり、性的な欲求がない=ノンセクシュアル
そんなアセクシュアルの当事者は、世間ではどれくらいの割合で存在するのでしょう?

厚労省の「性的指向と性自認の人口学-日本における研究基盤の構築」チームが2019年に大阪市民を対象に行った調査によると、回答者のうちアセクシャルだと回答した人の割合は0.8%ほどだったと言います。

レズビアンやゲイ、バイセクシュアルの人々に比べると、割合も少なくあまり知られていないセクシュアリティだからこそ、自身の性に悩むことも多いようです。

アセクシュアルの悩み

アセクシュアルは、人口の約1%と比較的希少な性的な指向であるがために、周囲からの理解を得られにくいという悩みを抱えています。

例えば、

・「恋愛しないの?」と不思議がられる
・「結婚しないの?」と心配される
・「子どもは?」と尋ねられる
・「まだ若いから、これから変わるかも」と言われる
・「本当は好きなのに隠しているんじゃない?」と疑われる
・「まだ本気で好きな人に出会っていないだけだよ」と声をかけられる

このような言葉や態度によって、「自分は異常なのではないか」、「周囲に合わせるために、無理をして恋愛や結婚をしなければならないのではないか」と将来を不安に感じてしまうことがあります。

また、恋愛や結婚、出産といった社会的な期待から、プレッシャーを感じるアセクシュアルも少なくありません。

このような不安や周囲の期待ばかりに囚われてしまうと、本来の自分らしさを失ってしまうこともあります。

そのようなことに至らないためにも、アセクシュアルの人々はどのように「自分らしい幸せのカタチ」を見つけていけばいいのでしょう?

自分らしい幸せのカタチを見つけるヒント:アセクシュアルの恋愛・結婚

アセクシュアルだからといって、恋愛や結婚が全くできないわけではありません。

むしろ、自分にとっての幸せな恋愛や結婚の形を、より自由に選択できると言えるでしょう。

アセクシュアルの恋愛

ロマンチックな関係を築きたいアセクシュアルもいれば、友情のような関係を築きたいアセクシュアルもいます。

恋愛感情を感じなくても、相手と一緒にいることが楽しい、信頼できる関係を築きたいという気持ちがあれば、恋愛は可能です。

大切なのは、自分にとって何が大切なのか、どのような関係性を築きたいのかを明確にすることです。

アセクシュアルの結婚

アセクシュアルは、恋愛感情がなくても結婚できます。

共同生活のパートナーが欲しい、家族が欲しい、経済的な安定を図りたいなど、結婚にはさまざまな理由がありますよね。

お互いの価値観やライフスタイルを理解して、尊重し合える相手であれば、アセクシュアルであっても、幸せな結婚生活を送ることができるはずです。

ただし、結婚相手がアセクシュアルであることを理解しているかどうか、子どもを持つことについてどう考えているかなど、事前にしっかりと話し合っておくことはとても重要になります。

アセクシュアルの家族のカタチ

近年では、血縁関係のない家族やLGBTQ+カップルの子育てなど、多様な家族の形が認められるようになってきていますよね。

アセクシュアルにとっても、結婚や出産にとらわれず、自分らしい家族の形を選択することが可能になっています。

共同生活のパートナーと家族のような関係を築いたり、友人と子育てをしたりと、さまざまな選択肢があることを知っておくといいですよ。

アセクシュアルの人がパートナーを見つける方法

アセクシュアルの人がパートナーを見つける方法はいくつかあります。

ここでは、その方法をいくつか挙げて紹介しますね。

アセクシュアル向けのコミュニティに参加する

近年、インターネット上を中心に、アセクシュアル向けのコミュニティが数多く立ち上げられています。

これらのコミュニティでは、同じ悩みを持つ仲間と交流したり、情報交換したりすることができるようです。

また、イベントや交流会なども開催されており、パートナー探しに役立つこともありますよ。

LGBTQフレンドリーなマッチングアプリを使う

近年、LGBTQフレンドリーなマッチングアプリも登場しています。

これらのアプリでは、プロフィールにアセクシュアルであることを明記することができ、同じ価値観を持つ相手を見つけることができます。

最近ではマッチングアプリで恋人を探すのも珍しくなくなってきました。

カジュアルな出会いを探している方にはオススメの方法です。

LGBTQ専門の結婚相談所に相談する

「一生を共にできるようなパートナーを見つけたい」という人は、LGBTQ専門の結婚相談所に相談するのも1つの方法です。

LGBTQ専門の相談所であれば、最初からセクシュアリティへの理解があるので余計な説明なども必要ありません。

私たち「日本LGBTサポート協会」は、なかなか出会に恵まれないLGBT当事者同士を繋げるためのお手伝いをしています。

仲人さんはみなさん、LGBTの研修をしっかりと受けていますので、LGBTの基礎知識や守秘義務を守れる信頼できる仲人ばかりです。

「なかなか良い出会いに恵まれない」と悩んでいる方がいたら、ぜひ連絡をください!

相談はいつでも受け付けています。(対応は女性の代表が行います)

お問い合わせ

↑LINEからでも大丈夫です!

このように、アセクシュアルの人がパートナーを見つけるためには様々な方法があります。

自分に合った方法を見つけて、ぜひ素敵なパートナーを見つけてくださいね。

まとめ:人を好きになれないのも1つの「性のあり方」

アセクシュアルは、恋愛感情や性欲を感じにくい性的な指向です。

しかし、アセクシュアルだからといって、結婚できない、子どもを持てないわけではありません。

自分らしさを大切にし、多様な生き方が認められる社会を目指して、アセクシュアルと結婚、そして幸せな生き方について考えていきましょう。

大切なのは、

・自分自身を理解し、受け入れること
・周囲に理解を求めること
・幸せのカタチに囚われすぎず、自分らしい幸せを追求する

です。

今年こそ素晴らしい理想のパートナーを見つけて、人生をよりハッピーに生きていきましょう!

LGBTQ+当事者が抱えるリアルな悩みとは?

「男性は女性を、女性は男性を愛するのが普通」
「男性は男性らしく、女性は女性らしく」
「同性カップルの子どもは可哀想」

このような固定観念や偏見を持つ人は少なくありません。

最近では、テレビニュースやSNSでもLGBTについて取り上げられる機会も増えているものの、いまだに残る偏見や差別に苦しむ当事者もいます。

そんな中で、LGBT当事者の人はどのような悩みや不安を抱えているのでしょうか?

また、自分や身近な人がLGBTかもしれないと思ったとき、私たちはどうすれば良いのでしょうか。

この記事では、【LGBTの人が抱えやすい悩みや困っていることと解決方法】ついて解説します。

LGBT当事者はもちろんのこと、あなたの周りの大切な人が悩んでいる際の参考になればと思います!

そもそも「LGBT」とは?【意味の解説】

まず、そもそも「LGBT」とは何かご存知でしょうか?

LGBTの意味をあまりよく分からない、という方も多いかと思うので、まずは「LGBT」の意味について説明していきますね。

「LGBT」とはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーという4つの言葉の頭文字をとって組合せたものです。

・「L」:レズビアン(女性→女性を好きになる性のあり方)
・「G」:ゲイ(男性→男性を好きになる性のあり方)
・「B」:バイセクシュアル(男性と女性の両性を好きになる性のあり方)
・「T」:トランスジェンダー(生まれた性別と自身が感じている性別が一致していない、違和感がある人)

このように、代表的な4つのセクシュアリティの頭文字をとってLGBTと言われています。

しかし、「性はグラデーション」とも言われているように、セクシュアリティは4つだけに限りません。

LGBTの他にも多様なセクシュアリティは存在しています。

他のセクシュアリティについて詳しく知りたい方は、別記事「LGBTQ+とは?簡単に誰でも分かりやすく解説!【5分でわかる豆知識】」にて詳しく説明しているのでぜひご覧くださいね。

LGBTの人々は、人口に占める割合が少ないことから、”セクシュアル・マイノリティ”と言われることがあります。

そんなセクシュアル・マイノリティの人々は、性的マジョリティと呼ばれる人々の悩みとどのような違いがあるのでしょう?

LGBTQ+当事者のリアルな悩みとは?

性的マイノリティの人々は、性的マジョリティと呼ばれる人に比べると、悩みが多い傾向にあるようです。

しかも、センシティブな内容だからこそ、あまり人に相談できずに悩み続ける人も多いはず。

ここでは、【LGBT当事者のリアルな悩み】について知るところから始めていきましょう。

1.自分の性が分からない

まず、「自分の性が分からない」と感じることがあるようです。

なぜなら、周りは異性を好きになり、当たり前に異性と恋愛を続けていく中で、自分はそうではないことに違和感を感じるからです。

特に、中学校〜高校までは男女交際も増えてきて、周りとは違うことに焦る人もいるはずです。

最近では学校でもLGBT講演などを積極的に行い、生徒も正しい知識を持つことができるようになりました。

とは言っても、いざ自分が「異性ではなく同性が好き」、もしくは「誰も好きになれない」という場合、周りとのギャップで悩むことが多くなります。

さらに、トランスジェンダーの場合は「自分が何者なのか分からない」と感じることも多いはずです。

特に、「男らしく」や「女らしく」という言葉はまだ私たちの日常で使われていますよね。

心の中では「自分は男(女)だ」と感じていても、周りからの扱いや、成長していく身体に戸惑うことも多いでしょう。

2.誰にも相談ができない

続いて、「誰にも相談できない」と孤独を感じるLGBT当事者も多くいます。

特に、性に関するトピックは繊細なだけあって、まだまだ「タブー」のような位置付けになっていますよね。

さらに、いくらLGBTの認識が浸透してきたとはいえ、周りの友人たちに相談したら「嫌われるのでは?」と不安に感じることもあるでしょう。

最近では、悲しいことに勇気を出してカミングアウトをしたけど、友人に勝手にアウティングされてしまい自ら死を選ぶという事件もありました。

※アウティング:ある人のセクシュアリティについて、本人の許可なく第三者に言いふらしたり、SNSに書き込んだりすること。

友人や家族にも相談できずに悩み続けるLGBT当事者は、まだまだ多いといえそうです。

3.周りに嘘をつき続けなければならないこと

LGBT当事者の中にはセクシュアリティをオープンにして生きている人もいますが、まだまだそれは少数派かもしれません。

LGBT当事者の多くは「クローゼット」として、誰にもカミングアウトせずに秘密にして日常生活を送っている人も多くいます。

そんな彼らは、事あるごとに嘘をつかなければならなくなります。

例えば、同性愛者の人が「彼氏(彼女)入るの?」と聞かれたら、自分の同性パートナーを異性のパートナーに見立てて話を合わせることも多いかもしれません。

もしくは、長年付き合っているパートナーがいるけど、同性であるがためになかなか友達に紹介できないといったこともあります。

気持ちがうまく切り替えられる人であれば問題ありませんが、嘘をつき続けることによって心が疲弊してきてしまう人もいるでしょう。

4.家族から理解されない

勇気を出してカミングアウトをしたものの、家族から理解が得られないという話は良く耳にします。

特に、50代以降の年代は「男らしく、女らしく」と言われて育てられてきた世代でもあります。

そんな世代では、まだ「男性と女性が結婚することが当たり前で健全な恋愛」だと信じていることでしょう。

そんな彼らに「同性カップルで結婚をしたい」と申し出たら、理解されずに反対される可能性があります。

もちろん、「まさか自分の子どもが…」とショックを受ける気持ちもあるかと思いますが、理解されるには時間がかかると思っておいた方がいいでしょう。

5.同性婚が認められていない

日本では残念ながら「同性婚」が認められていません。

そのため、いくら心から愛し合っているパートナーがいても、法的な夫夫(婦婦)になることができません。

男女の恋愛には「結婚」というゴールがありますが、同性同士の恋愛にはそのような選択肢がないのもLGBT当時者を悩ます原因の1つだったりします。

いい年齢になってくると、実家でも

「いい人はいないの?」
「そろそろ結婚の話はないの?」

と急かされることもあるでしょう。

そんな時に同性パートナーを堂々と両親に紹介できないのも辛いですよね。

同性婚ができないことが、LGBT当事者が悩む大きな原因の1つであることには違いありません。

自分や身近な人がLGBTかもしれないと思ったらどうする?

もし、自分自身や周りの身近な人がLGBT当事者かもしれないと思ったら、どう行動するのが正解なのでしょう?

結論から言うと、信頼できる相談者を探すことが大事です。

まず、自分自身の性に悩んだ時や、身近な人で性的マイノリティの人がいる場合にどんなことをしたらいいか分からない時は、信頼できる相談者を探すことが有効です。

信頼できる相手なら、あなたを裏切ることはありませんし、アウティングすることもないでしょう。

それに、あなたのことを良く知っている人だと、客観的なアドバイスを貰えることもあるかもしれません。

しかし、みんなが全員「信頼できる相談者」がいるとは限りませんよね。

そんな時は、LGBT相談窓口に電話をかけてみましょう!

インターネットで「LGBT相談窓口」と検索すれば、数多くの団体の連絡先が出てきます。

誰かに相談をすることで自分の考え方を改めることができ、他の人の考え方も得られるため、視野もきっと広がるはずです。

まとめ

どうでしたか?

LGBT当事者のお悩みって、性的マイノリティーでない人からするとあまり想像できないことかもしれません。

しかし、こうして改めて確認してみると、日本の制度の遅れが大きな原因になっているんですよね。

特に、最近では世界で同性婚やLGBT当事者を受け入れるような動きに変わりつつあります。

しかし、日本は先進国の中でも慎重すぎるほど、同性婚議論が行われています。

将来はこのようなことに悩む性的マイノリティーがいなくなることが理想ですよね。

私たち「日本LGBTサポート協会」では、真剣な出会いを探しているLGBTQ当事者向けの結婚相談所をやっています。

まだまだ社会に偏見や差別が残る中で、LGBT当事者たちが理想のパートナーを見つけるのは意外と難しかったりします。

「今年こそパートナーを作りたい!」と、真剣に恋人探しをしているあなたを全力でサポートをさせていただきます!

なかなか良い出会いに恵まれない、と悩んでいる方がいたら、ぜひ連絡をください!

相談はいつでも受け付けています。(※相談は女性代表の松村が行います)

お問い合わせ

↑LINEからでも大丈夫です!

ぜひ、今年こそ素敵なパートナーを見つけて楽しく幸せな人生を作っていきましょう。

結婚相談所連盟 株式会社IBJ加盟店様へ研修実施

株式会社IBJ様へ三日間の特別研修を実施させていただきました。

合計56社もの結婚相談所様がご受講くださいました。
また、新たに26社ものご加盟がございました。

加盟研修では長時間に渡り、様々なマッチングについても
研修をさせていただきました

一般社団法人日本LGBTサポート協会にも
たくさんの実績がありますので
ますます研修が深みのある内容になって来ました

全国にまた窓口が増えます!

嬉しいですね!

性別にもとらわれない、魂のご縁結びを必要とされる方へ
誰もが幸せな家庭を築ける社会を目指してゆきます。

 

 

代表 松村

パートナーを探しているLGBTQ+が出会えるイベントは?おすすめ8選を紹介

「パートナーが欲しいと思っているけど、なかなか出会いがない…」

そう悩んでいるLGBTQ当事者の方は意外と多いかもしれませんね。

実際、当事者の方で自身のセクシュアリティを周りの人にオープンにしていない”クローゼット”の人もいます。

そういった場合には、彼らが理想のパートナーと出会うのに、友達からの紹介は頼りにできません。

なので、イベントなどに積極的に足を運ぶのも方法の1つです。

とはいっても、LGBT系のイベントはどんなものがあるのか、とりあえず知りたいという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、【パートナーを探しているLGBTQ+が出会えるイベント】を紹介していきます!

「今年こそは理想のパートナーを見つけたい!」、と考えている人はぜひ足を運んでみて下さいね。

パートナー探しにおすすめのLGBTQ+イベント8選

【パートナーを探している人におすすめのLGBT系イベント】は以下の8つです。

・東京レインボープライド
・レインボーフェスタ!
・TIPSY(ティプシー)
・GOLD FINGER
・Rainbow Bear Pool
・LashikU
・AiSOTOPE LOUNGE
・NYC Pride

それでは、1つずつ紹介していきますね!

①東京レインボープライド

「東京レインボープライド」は、言わずと知れた日本最大級のLGBT系のイベントです。

LGBTQ+当事者並びにその支援者(Ally)と共に「“性”と“生”の多様性」を祝福するイベントとして人気も高く有名ですよね。

このイベントは、全国各地からLGBTQ当事者やアライが参加するので、出会いの場としても非常にオススメです!

「つながる場」を提供することで、性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく生きていくことができる社会の実現を目指している東京レインボープライド。

そのコンセプトもピッタリ合っていますよね。

さらに、イベントの延べ動員数も約270,000人で過去最高となり、盛り上がりを見せています!

「今年こそパートナーを見つけたい!」と考えている人は一度足を運んでみてはいかがでしょう?

東京レインボープライド

 

②レインボーフェスタ!

関西最大のLGBTイベントである「レインボーフェスタ!」も、当事者同士の出会いの場としておすすめです。

東京レインボープライドと比較すると、来場者は28,000人と少なくなりますがその分アットホームな雰囲気を感じることができます。

特に関西圏に住んでいるLGBT当事者の方は、イベントに参加することで関西のコミュニティを作ることができるかもしれませんよ。

2025年には「大阪・関西万博」が開催されることで、大阪は世界から注目されています。

今後ますます海外からの来場者も足を運ぶことも予想される注目のイベントです!

レインボーフェスタ!

③TIPSY(ティプシー)

レズビアン・バイセクシャルはもちろん、全ての女性が自己を解放できるパーティーを開催している「TIPSY(ティプシー)」。

2012年から始まり瞬く間にクチコミで広がり続け、東京・大阪・名古屋・福岡と開催地を拡大し全国の女性から支持を得ている注目のイベントです。

現在は渋谷clubasia、六本木V2TOKYO、新木場ageHa、大阪JOULE、福岡bijouなど全国の主要都市で女性が心から解放され楽しめるパーティーを創造しています。

もちろん、出会いの場としても最高の場です。

お酒と音楽を楽しみながらパートナー探しをしたい方はぜひ参加してみましょう!

TIPSY(ティプシー)

 

④GOLD FINGER

「GOLD FINGER」 は1991年に日本初のウーメンオンリーイベントとして誕生しました。

現在はイベントとバーがあって、偶数月の第3土曜日開催の女性オンリーイベントと、毎日オープンしているLGBT MIX “BAR GOLD FINGER”があります。

場所はLGBTストリートとも言われる 新宿二丁目にあり、世界中の様々なメディアで紹介されています。

カミングアウトしたハリウッド女優エレンペイジの番組 “GAYCATION ゲイケーション” やNetflixの大人気番組 “QUEER EYE クイアアイ”にも登場したため、世界中からのインターナショナルなお客様が途絶えません!

外国人との出会いを求める方にもおすすめのイベント&バーですよ。

GOLD FINGER

 

⑤Rainbow Bear Pool


夏のゲイの祭典「Rainbow Bear Pool 」をご存知でしょうか?

こちらのイベントは、海外からも参加者が集うほどの人気を誇る、ゲイ専門のイベントになります。

高級ホテルのプールを貸し切って1日中パーティーが行われ、出会いの場としても非常に楽しめます!

参加者たちは泳いだり、水鉄砲で遊んだり、お酒を飲んで踊ったり思い思いに過ごしています。

パートナーをお探しの方は、ぜひ今年の夏にこのイベントに参加してみましょう!

⑥LashikU

「クラブのようなイケイケの雰囲気が苦手…」という人には、居心地抜群のカフェで出会いを探しませんか?

「LashikU」は、パートナーがいない方でも安心して出会えるレズビアン専門のオフ会です。

オフ会という名前の通り、イベント系に比べると参加者も小規模で落ち着いてお話しすることができます。

LGBT当事者におすすめできるのはもちろんのこと、

「もしかすると女性が好きかも…」
「恋愛自体、あまりよく分からない」

と、いう方でも安心して参加できるアットホームなカフェイベントです。

LashikU

 

⑦AiSOTOPE LOUNGE

「AiSOTOPE LOUNGE」は、新宿2丁目にあるちょっと刺激的なショーも楽しめるイベントです。

イベントの日には、東京に住むLGBTQ当事者たちが集まり、お酒を飲みながらパーティーを楽しんでいる姿がみられます。

特に、ドラッグクイーンのショーなどに興味のある方はいいかもしれませんね。

AiSOTOPE LOUNGE

⑧NYC Pride

最後は、世界最大級のLGBTの祭典「NYC Pride」です!

LGBTQ当事者なら、人生に1度は参加してみたいと願うアメリカ、世界を代表するプライドパレードです。

世界中からLGBTQ当事者たちが集まり、音楽やダンスを楽しみます。

海外ならではのノリの良さと、圧倒的なパフォーマンスは見る価値がありますよ。

世界中の人々との出会いも期待できるNYC Pride。

ぜひ、チャンスがあれば参加することをオススメします!

NYC Pride

まとめ:真剣な出会いを考えている人は「LGBT専門の結婚相談所」へ

ここまでさまざまなLGBT系イベントを紹介してきましたが、みなさんの知っているイベントはありましたか?

イベントに参加することで、あなたの未来のパートナー候補が見つかるかもしれません。

しかし、イベントでは多くの人々との出会いを見つけることができますが、なかには「ただ遊びたい!」と考えている人も多いものです。

もし、あなたが将来を共にするパートナーを見つけたいのであれば、そのような人が集まる場所にいくべきです。

私たち「日本LGBTサポート協会」では、真剣な出会いを探しているLGBTQ当事者向けの結婚相談所をやっています。

あなたの理想のパートナーを見つけるため、全力でサポートをさせていただきます!

「今年こそはパートナーを作りたい」と考えている方がいたら、ぜひ連絡をください!

相談はいつでも受け付けています。

https://lgbt-japan.com/contact/

↑LINEからでも大丈夫です!

LGBTQ+とは?簡単に誰でも分かりやすく解説!【5分でわかる豆知識】

「LGBTQ+という言葉は何となく聞いたことがある。
だけど、どんな意味なのかはあまりよく分かっていないかも…。」

という人は意外と多いのではないでしょうか?

最近では、テレビ番組はもちろんのこと、SNSやネットニュースでも「LGBTQ+」という用語を目にする機会が増えましたよね。

だけど、実際にこの言葉の意味などを深く理解していますか?

多様性を認める風潮になりつつある今、私たちはもっとLGBTQ+について知っておくことが大切です。

あなたの周りの大切な人を守れるように、今回は【LGBTQ+とは?】について誰でも分かりやすく解説します。

みなさんもこの機会に、ぜひLGBTについて一緒に学んでいきましょうね!

LGBTQ+の解説前に知っておくべき概念

まず、LGBTの用語を知る前に理解しておくべき概念があります。

それが、

・性自認
・性的指向
・生物学的性
・性別表現

の4つです。

この4つの意味や違いを知っておくことで、LGBTQ+への理解もスムーズに進むでしょう。

性自認

「性自認」とは、自分がどんな性別だと感じるかの認識のことを言います。

多くの人は、生まれた時に男女の性別に分けられますが、なかには「自分は男でも女でもない」と感じたり、「割り当てられた性別とは違う」と考える人もいます。

このように、自分の性への感じ方はさまざまなことから「性自認」と言われています。

性的指向

「性的指向」とは、好きになる・惹かれる性別のことを指します。

例えば、「異性愛者(性的マジョリティー)」と言われる人々は、異性に惹かれる人のことです。
(ex:男性→女性、女性→男性)

反対に、「同性愛者(性的マイノリティー)」は、同性に惹かれる人のことを言います。
(ex:男性→男性、女性→女性)

なかには男性と女性の両方の性別に惹かれる「両性愛者」もいます。

性的指向も性自認と同様に、みんなそれぞれ感じ方や捉え方に違いがあるんですね。

生物学的性

「生物学的性」とは、外性器、内性器などの生物学的特徴により、性のあり方を考えることです。

わかりやすくいえば、「身体の性」ともいえるでしょう。

例えば、女性は妊娠出産やができますが、男性はできませんよね。

そういった身体的機能の違いからアプローチする方法が「生物学的性」となります。

性別表現

最後に、「性別表現」は服装やしぐさ、言葉遣いなどから性へのアプローチをすることを指します。

例えば、テレビ番組などで活躍しているオネエタレントが分かりやすいかもしれません。

IKKOさんやマツコデラックスさんは、生物学的性は「男性」となりますが、表現したい性は「女性」となります。

「らしさ」の性とも言われる性別表現ですが、服装や言葉遣い、振る舞いを、自分自身
がどのように表現したいかを言います。

また、性別表現は性自認と一致することが多いですが、必ずしも一致しない場合もあります。

【まとめ】
①「性自認」:「こころ」の性。自分自身が認識している性別のこと
②「性的指向」:「好き」の性。恋愛感情や情緒的・性的な関心がどの性別に向かっているかを示すもの
③「生物学的性」:「からだ」の性。身体的な特徴や染色体などより客観的に判断されるもの
④「性別表現」:「らしさ」の性。服装や言葉遣い、振る舞いを、自分自身がどのように表現したいかということ

【5分で分かる豆知識】LGBTQ+とは?

ここでは、「LGBTQ+とは何か?」について分かりやすく解説していきますね。

まず、「LGBT」はレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーといったセクシュアリティの総称です。

・「L」:レズビアン(Lesbian)
・「G」:ゲイ(Gay)
・「B」:バイセクシュアル(Bisexual)
・「T」トランスジェンダー(Transgender)

それぞれの性のあり方の頭文字をとって、LGBTと呼ばれているんですね。

それでは、その代表とも言われる4つのセクシュアリティについて深堀りして解説します。

「L」:レズビアン(Lesbian)

レズビアンとは、女性として女性を好きになる「女性同性愛者」を言います。

性的少数者全般を指すLGBTの「L」に当たります。

呼称する際には「レズ」は正しい表現ではありません。

「レズビアン」や「ビアン」と表現すると良いですよ。

「G」:ゲイ(Gay)

ゲイとは、男性として男性を好きになる「男性同性愛者」を指します。

こちらは、性的少数者全般を指すLGBTの「G」に当たります。

海外では、男女関係なく「同性愛」のことを「ゲイ」と表現することもあります。

「B」:バイセクシュアル(Bisexual)

バイセクシュアルとは、男性と女性の両性に惹かれる性のあり方を言います。

異性愛や同性愛のように対象となる性別が1つに限定されず、両方に魅力を感じる点が特徴です。

「T」トランスジェンダー(Transgender)

トランスジェンダーとは、生物学的性と性自認が一致していない人をいいます。

分かりやすく言うと、男性に生まれたが心は女性である人、反対に、女性に生まれたが心は男性であるというような感じですね。

これまで紹介した「L」、「G」、「B」が性的指向に基づいて名前が割り当てられているのに対し、「T」のトランスジェンダーだけは「性自認」に基づいて名前が付けられていることがポイントです。

LGBTQ+だけじゃない?!その他のセクシュアリティ

ここまで、代表的なセクシュアリティである「LGBT」をご紹介してきましたが、その他にも沢山の種類があるのをご存知ですか?

『LGBTQQIAAPPO2S』

実は、LGBTQ+を紐解くと、このようにゾロゾロと多様なセクシュアリティが続きます。

それだけ性のあり方というのは多様であることが分かりますね。

ここからは他のセクシュアリティの一部を紹介していきます。

クエスチョニング

「クエスチョニング」は、英語のQuestion(疑問、疑い)という言葉が由来となっており、LGBTQの「Q」とも表現されています。

クエスチョニングはその言葉通り、

「自分の性別に迷っている」
「自分の性別はもしかしたら男でも女でもないのかもしれない」
「自分はもしかしたら同性も恋愛対象なのかもしれない」

という人が該当します。

アセクシュアル

「アセクシャル」とは、他者に対して性的欲求を抱くことが少ない、またはまったく抱くことがないセクシャリティを指します。

別名、「エイセクシャル・エイセクシュアル・無性愛・Aセクシャル」とも呼ばれます。

恋愛感情(好きという感情)は問わないものの、相手に対して性的欲求を抱かないという点が大きな特徴です。

 

ノンセクシュアル

「ノンセクシャル」とは、他者に恋愛感情を持つけれども、性的欲求を持たない人と定義されています。

よくアセクシュアルと混同されてしまう人も多いですが、

「アセクシュアル=恋愛感情の有無は問わないが、性的欲求も湧かない人」であるのに対して

「ノンセクシュアル=他者に恋愛感情を持つけれども、性的欲求を持たない人」

となります。

LGBTQ+をもっと理解するためにおすすめの本

多様なセクシュアリティを紹介しましたが、LGBTをもっと深く理解したい人には「本」をおすすめします!

以下の3冊の本は、LGBTをもっと深く知りたい人におすすめできる分かりやすい本なので、興味のある方はぜひ手にとって読んでみて下さいね。

・「LGBTだけじゃ、ない! 「性別」のハナシ」(ぶんか社)
・「LGBTってなんだろう? -からだの性・こころの性・好きになる性」(合同出版)
・「はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで (スッキリわかる!)」(ナツメ社)

これからLGBTについて学んでいきたい人や、LGBT当事者の理解を深めたい人はぜひ手にとってみて下さいね。

まとめ

ふわっとしたLGBTQ+のイメージから、しっかりと意味を理解することができましたか?

LGBTQ+とは、多様なセクシュアリティの総称ではありますが、全てのセクシュアリティがこの枠に当てはまるとは限りません。

「性はグラデーション」とも言われるとおり、色々な性のあり方があっていいんですね。

もちろん、気分や環境の変化によって揺れ動くことだってあるでしょう。

型にはめ込むのではなく、多様な性のあり方を認められる社会になることで、生きやすい社会が作られていくはずです。

「日本LGBTサポート協会」では、全ての性的マイノリティの人の出会いをサポートしています!

「今年こそはパートナーを作りたい」と考えている方がいたら、ぜひ連絡をください!

相談はいつでも受け付けています。

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アウティングとは?LGBTQ+当事者を悩ます問題を分かりやすく解説

みなさんは「アウティング」という言葉を聞いたことがありますか?

きっと、LGBT関連の書籍や記事を読んだことがある人なら馴染みのある言葉かもしれません。

アウティングはLGBT当事者を悩ませる行為であり、絶対に行ってはいけないものです。

でも、実際に「アウティング」と「カミングアウト」の意味が混合してしまったり、そもそもどんな意味なのか知識が曖昧かもしれません。

そこで、今回は【LGBTを悩ます”アウティング”の意味】を分かりやすく解説します!

アウティングを知ることは、当事者の命や生活を守るためにも非常に大切なこと。

あなたの周りの大切な人を守るためにも、アウティングをしっかり理解しておきましょうね。

アウティングとは?その意味と危険性を徹底解説

アウティングとは、LGBTなどのセクシュアルマイノリティであることを、本人の承諾を得ずに、第三者が勝手に他人に伝えてしまう行為を言います。

セクシュアリティとは、すごく繊細な個人のプライベートな情報です。

そもそも、セクシュアリティーを勝手に他者に伝えること自体、あまり良くないことですよね。

しかし、なかには「アウティング」を「カミングアウト」と似た意味に捉えられることもよくあります。

ですが、カミングアウトは当事者本人が自身の性自認や性的指向を他者に伝えることです。

「Come out of the closet」(クローゼットから出す)という英語が元になっている言葉で、あくまでも当事者自身が自分の意思で第三者に告げるか否かを選択することがポイント。

カミングアウトは自発的に他者にセクシュアリティを伝える行為である一方で、アウティングはあくまでも他者が勝手に当事者のセクシュアリティを他者に暴露するものとなります。

さらに、アウティングには、人の人生を変えてしまうような危険な側面があるのを知っていますか?

特に、本人が公にしていないセクシャリティを暴露するアウティングは、精神的苦痛を与え、その人の居場所を奪うことや、プライバシーの侵害につながりかねません。

また、時にはLGBT当事者の精神が追い詰められて自死に追い込んでしまうような、悲しい事件も後をたちません。

実際にどのようなことに繋がってしまうのか、実際に起きた事件などを見ていきましょう。

一橋大学アウティング事件

2015年に起きた「一橋大学アウティング事件」は、アウティングという言葉を世間に広めたきっかけと言われています。

事件の概要

2015年、当時一橋大学に在学していた男子学生Aさんは、同性である友人の同級生の男子学生Bさんを好きになってしまいます。

そして、AさんはBさんに告白をしました。

しかし、告白を受けたBさんは、Aさんと共通の友人を含む7人のLINEグループに「Aさんはゲイである」と暴露してしまいました。

好きだったBさんにアウティングをされてしまい、精神的なショックを受けたAさんは、パニック発作を起こすようになります。

そして、最終的に校舎から身を投げ自殺してしまったという悲しい事件です。

Aさんは大学のハラスメント相談室に相談したものの、性同一障害のパンフレットを渡されるなど、適切なサポ―トを受けることができなかったようです。

アウティングをめぐる事件の判決結果

事件から翌年の2016年に、死亡したAさんの遺族は、Bさんと大学の責任を追及して損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。

遺族とBさんは2018年に和解したと報道されていますが、大学側は転落死を予見できなかったとして、東京地裁は2019年2月に遺族側の訴えを棄却。

しかし2020年10月、大学側が公表していない新事実が明らかになり、Aさん遺族は控訴審の判決期日を取り消し、弁論の再開を東京高裁に申し立てます。

そして、11月25日に裁判長は「アウティングが人格権やプライバシー権を著しく侵害する許されない行為であるのは明らか」と言及しました。

しかし、一橋大学の安全配慮義務違反は問えないという理由で、遺族側の控訴を棄却され、損害賠償請求は認められずに裁判は幕を閉じました。

このように、一橋大学で起きた事件は「アウティングが不法行為である」ということを、社会が認めざる得ない問題だと認識されるきっかけになりました。

今後アウティングによって傷つく人が増えないよう、アウティングは絶対にやってはいけない行為だと言うことを忘れないで下さい。

アウティングは違法? 訴えられる可能性もある

アウティングはプライバシーの侵害に当たるほか、周囲や世間の差別的な言動を誘発することにも繋がりかねません。

さらに、このアウティング行為は被害者に深刻な精神的ダメージを与え得るため、不適切な行為といえます。

そのため、アウティングをした人は被害者に対して損害賠償責任を負うほか、名誉毀損罪や侮辱罪で処罰される可能性があります。

もし、社内の従業員が社内でアウティングをした場合、会社が何らの調査や処分などを行わずに放置していると、「男女雇用機会均等法違反」による勧告や公表処分の対象となる可能性もあるんですね。

会社にとってもアウティングは、企業のブランドや社会的評価が低下する原因にもなるので注意が必要です。

これから紹介する事例は、性的指向の暴露で初の労災認定がされたケースです。

アウティングでの労災認定がされた事例

経緯は、20代のゲイの男性が都内の保険代理店に2019年に入社した際、緊急連絡先を登録するために同居する同性パートナーの存在を会社側に伝えたとされます。

しかし、その後上司がパート従業員の1人に対して男性の同意がないまま同性愛者であることを暴露してしまいます。

男性は上司を信頼できなくなり、対人恐怖症となって業務に支障をきたすほどになってしまいました。

そして、さらに症状が悪化してしまい男性は精神疾患を発症、2年後に退社してしまいました。

男性は2021年に労基署に労災申請し、2022年3月に労災認定されました。

このように、時代はどんどん変化しています。

これからも、欧米のようにアウティングは訴訟問題に発展する流れになってくるでしょう。

アウティングを防ぐために、私たちができることを今一度考えてみましょう。

「アウティング」をなくすためにできることは?

「アウティングをしてはいけない」ということは、みなさんもよく分かったかと思います。

ここからはより具体的に、アウティングを防止するためにできることを考えていきましょう。

・LGBTの理解を深める
・当事者の希望を聞いておく
・基本的に他者のセクシュアリティーを許可なく話さない

LGBTの理解を深める

まずは、LGBTの理解を深めることが一番大切です!

LGBTに対する理解が深まれば、当事者の悩みなどに寄り添うことができるはず。

同じ当事者でも「絶対に他人にセクシュアリティを知られたくない!」と考える人や、「周りにオープンに生きたい」と思っている人など、さまざまです。

なので、まずはLGBT当事者の気持ちに寄り添えるように、LGBTに関する正しい知識を身に付けることが大切ですよ。

当事者の希望を聞いておく

先程も少し触れたとおり、同じ当事者でも

「周りにオープンに生きたい」
「自分の親しい人にだけ知っておいてもらいたい」
「絶対に他人にセクシュアリティを知られたくない!」

というように、考え方がさまざまだったりします。

勝手に他者に暴露することはもちろんしてはいけませんが、あわせて本人の希望を聞いておくのもいいかもしれませんね。

本人の希望を聞いておくことで、当事者がどの範囲まで自分のセクシュアリティを知って欲しいのかを知ることができますよ。

基本的に他者のセクシュアリティーを許可なく話さない

本人の許可を取ることも大事ですが、やはり大前提は「基本的に他者のセクシュアリティーを許可なく話さない」ことです。

セクシュアリティは非常に繊細なトピックです。

間違ってもからかったり、冗談を言うような内容ではないことを覚えておきましょう。

仲の良い友人だからと言って、「あいつってゲイらしいぜ!」と、冗談でも当事者のセクシュアリティを話さないよう気をつけましょう。

よくある「善意のアウティング」

みなさんは「アウティング」と聞くと、故意にセクシュアリティを言いふらすようなイメージを持つかもしれません。

ですが、実際には善意のアウティングというのもかなり多いです。

善意のアウティングとは、

「〇〇ちゃん(当事者)がもっと生きやすくなるように周りにも知っておいて貰おう」
「自分では両親に伝えづらいと思うから、代わりに私から伝えておこう」
「きっと親友のXXちゃんも知ってるよね!確認してみよう」

というような形です。

アウティングは、決して故意に言いふらすだけでなく、このように「良かれと思って」というような善意から起きてしまう場合も、実は結構多いんですよね。

さらに、「みんな親しい人は知っているだろう」という思い込みも危険です。

仲が良さそうに見えても、実際にはセクシュアリティまでは伝えていなかったり、慎重に人を選んで伝えている場合もあります。

何気なく知っていると思ってぽろっと言ってしまう場合も、アウティング行為と変わりません。

絶対に他者にセクシュアリティを伝える時には、当事者本人からの許可を取るようにしましょう!

まとめ

日本で約10人に1人存在すると言われるLGBT当事者たち。

今あなたの周りにいなくても、見えないだけで必ず存在しています。

もしかすると、今あなたの隣に座っている親しい家族や友人も当事者の1人かもしれません。

大切な人を守るためにも、「アウティング」という行為は絶対に行わないように気を付ける必要があります。

あなたは他人から人生を壊される権利はありません。

反対に、あなたには他の人の人生や命を奪う権利だってないはずです。

LGBTの正しい知識を身につけて、いつでも当事者に寄り添えるようにできたらいいですね。

私たち「日本LGBTサポート協会」では、LGBTに関する正しい豆知識の発信をブログやセミナーを通して行っています!

さらに、LGBT当事者さん同士を結びつける結婚相談所もあります。

まだまだ偏見や差別が残るなかで、理想のパートナーを見つけるのに苦労するLGBT当事者の方も多いのが現実。

あなたが当事者の理想のパートナーを見つける仲人になることもできますし、あなたがパートナーを探しているならお手伝いもできます。

ご不安があれば、レズビアンに詳しいカウンセラーを本部経由でご紹介しますので気軽にお問合せください。

アセクシャル当事者の仲人さん、トランスジェンダー当事者の仲人さんもいます

お問い合わせは、代表理事の松村(50代女性)が対応しておりますので安心してください。

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「レズビアンだけど恋人が欲しい…。」おすすめの出会い方とは?

「レズビアンでも幸せな恋愛をしたい」と考えていませんか?

最近では出会い系のアプリなんかもどんどん発達してきて、アプリなどを通じた出会いも増えてきているように感じます。

だけど、レズビアンの方のなかには親や職場、友人たちにLGBTQであることを隠されている方も多いのではないでしょうか?

そうなると、誰もが閲覧できるアプリって、LGBTQ当事者のクローゼット(周りにカミングアウトしていない人)からすると結構ハードルが高かったりしますよね。

そこで、今日は【レズビアンで恋人が欲しい人におすすめの出会い方】をお話ししていこうと思います!

長い間パートナーさんがいないレズビアンの方、そして出会いがなくて困っていらっしゃる方もぜひ参考にしてみて欲しいと思います。

恋人が欲しいレズビアンにおすすめの出会い方

恋人が欲しいレズビアン女性におすすめの出会い方は、ズバリこの3つです!

①レズビアンバーやLGBT系イベントに参加する
②友達からの紹介
③LGBT専門の結婚相談所

この3つの出会い方を詳しく説明していきますね。

①レズビアンバーやLGBT系イベントに参加する


「より多くのレズビアンと出会いたい」と思うのであれば、レズビアンバーやLGBT系のイベントに足を運んでみるのがオススメ。

このような場所には、幅広い年代のレズビアンさんが集まります。

それに、そのような場所に顔を出す人のほとんどが「恋人募集中」だったりするんです。

LGBT系のイベントは一回のイベントで何十人もの人との出会いがあるので、その分出会いの可能性は高くなります。

とは言っても、人見知りな性格だといきなりイベントに参加するのはハードルが高いと思います。

そんな時は、1つのレズビアンバーに何度か通ってマスターと仲良くなり、紹介してもらうのもいいですよ。

②友達からの紹介


男女の恋愛でも同じですが、友人からの紹介は一番信頼できる方法です。

お互いのことをよく知っている人が引き寄せてくれるため、共通の話題も多くて意気投合しやすくなるはず。

実際に、私の周りのLGBTカップルさんは「友達からの紹介」というのも意外に多く耳にします。

でも、1つだけ注意点もあるんですよね。

それは、LGBTコミュニティ自体が狭いので、意外と紹介された人が友達の元カノだったりすることもあるあるなんです。

それに、そもそも周りの友達にカミングアウトをしていないのであれば、友達を紹介してもらうことはできません。

③LGBT専門の結婚相談所


「人見知りでバーやイベントには参加したくない」
「レズビアンの友達がいない」
「周りにはまだカミングアウトをしていない」

という人に圧倒的におすすめなのが、ズバリ「LGBT専門の結婚相談所」です。

もし、あなたが本気で「理想のパートナーが欲しい」と願っているのであれば、結婚相談所が一番の最短ルートになるはずです。

でも、「そもそも男女の結婚相談所はあるけど、レズビアン向けの結婚相談所なんてあるの?」と思われるかもしれません。

私たち「日本LGBTサポート協会」なら、レズビアンで恋人探しをする人のサポートをしています!

特にレズビアンの方は、日常生活など憧れのイメージをしっかりお持ちの方が多く、未来ビジョンのすり合わせの話も早いです。

ご不安があれば、レズビアンに詳しいカウンセラーを本部経由でご紹介しますので気軽にお問合せください。

お問い合わせは、代表理事の松村(女性)が対応しておりますので安心してください。

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レズビアンの恋愛を上手くいかせるためのコツ

せっかく素敵なパートナーさんと出会っても、その関係が長続きしないと相談を受けることがよくあります。

そこで、「レズビアンの恋愛を上手くいかせるコツ」なんかも一緒にお話ししていこうと思います。

・相手のことをよく知る
・共通の趣味を楽しむ
・いつも相手を信じる
・将来のビジョンを話す
・どの程度2人の関係をオープンにするのか話し合う

この5つは、レズビアンの恋愛を上手くいかせるためのコツになります。

あなたはできていますか?

相手のことをよく知る

まず、恋愛において1番大切なことは「相手のことをよく知ること」ですよね。

相手のパーソナリティーはもちろん、どんなことに関心があるのか、
どんな好みがあるのか、将来はどんな夢を持っているのか…

付き合ってからどんどん知っていく部分が増えるとは思いますが、出会う前にできる限り相手のことをよく知る努力はしておいた方がいいです。

実際、お互いのことをよく知らないで付き合っても、初めのうちは盛り上がっていても、冷静になる時期に「あれ、なんか違う…」っていうことになりかねません!

そうなると、少し恋愛の熱が冷めると共にお別れなんかになってしまいます。

できるだけ、パートナーとは長い期間一緒に思い出を作りたいですよね。

あなたの時間も若さも財産です。

だからこそ、勢いで付き合うのではなく、じっくりお互いのことを知ってから交際を始めることをおすすめしています。

LGBT協会では、仲人さんがあなたに会う人を探す手伝いをしてくれます!

ぜひ、仲人さんに頼って理想のパートナー探しを進めていきましょう。

共通の趣味を楽しむ

共通の趣味を楽しむことは、2人の思い出作りにとても役立ちます。

楽しい思い出が増えれば増えるほど、恋人との絆は深まりますよね。

お互いに全く違う好みよりも、1つでもいいので趣味があれば長い期間仲良く人生を楽しむことができるでしょう。

例えば、あなたが旅行が好きなら、パートナーとドライブや旅行を楽しむのも1つです。

最近ではLGBTフレンドリーな旅館なんかも増えてきて、2人で記念日旅行などもしやすくなりました。

2人で最高の思い出を作って、仲を深めて下さいね!

いつも相手を信じる

「いつも相手を信じる」

うーん…。

これは結構難しい!私もできていそうで、できていないかもしれません(笑)

どんな時でも相手を信じるって、実はとっても難しいことなんですよね。

だからこそ、いつもパートナーを信じられるカップルの絆は強いです!

ついつい疑ってしまいそうになりますが、そこは相手を信じましょう。

2人の信頼関係が深まれば、より良好な関係が築けるようになるはずです。

将来のビジョンを話す

将来、あなたはどうなっていたいですか?

そして、パートナーさんはどんなことを望んでいるでしょうか?

ここの部分が曖昧だと、今は仲が良くても徐々に2人の間に溝ができてしまいます。

もし、あなた自身は「いつか彼女と結婚して、子育てもしたい」と考えていても、パートナーはそのように考えていないかもしれません。

すると、将来のビジョンのすれ違いがきっかけでお別れすることになるのは言うまでもありません。

日本ではまだ同性婚が認められていませんよね。

だからこそ、異性カップルに比べて多様な選択肢があります。

例えば、

・このままパートナーシップ制度を利用して2人だけの人生を楽しむ
・いつかは子どもを産んで、2人で育てていく
・同性婚ができる国で暮らす

などなど、本当に色々な選択肢がありますよね。

この部分をクリアにしておくと、2人の未来も描きやすくなるのではないでしょうか?

どの程度2人の関係をオープンにするのか話し合う

どの程度2人の関係をオープンにするのかは、2人でしっかり話あうべきトピックかもしれません。

だって、もしかするとあなたは周りにオープンにしていても、パートナーは完全なクローゼット(秘密)かもしれません。

そうなると少し話がややこしくなってしまいます。

さらに、親へのカミングアウトも将来必要になった時も、どこまでオープンに話していくかは日頃から相談し合った方がいいと言えます。

カミングアウトって正解がないからこそ、とても悩みますよね。

2人で納得のいくまで話し合うことも時には必要になりますよ。

恋愛が上手くいかない人の特徴とは


ここまで、レズビアンの恋愛が上手くいくためのコツをお話ししましたが、やっぱり恋愛があまり得意でない方もいます。

そんな方の特徴をお話しさせていただきます!

・感謝の気持ちがない
・相手に依存してしまう
・自分の意見がない

この3つの特徴があります。

感謝の気持ちがない

感謝の気持ちは人として大切なことです。

だけど、恋愛関係になってお互い馴れ合って来ると感謝を忘れてしまう人も残念ながらいらっしゃいます。

あなたのパートナーは、あなたの大切な時間、つまり人生を生きている大切な人です。

そんなパートナーにはいつもリスペクトの気持ちを持ちましょう。

お互いに感謝の気持ちがなくなると、どんどん2人の仲は悪くなっていってしまいます。

相手に依存してしまう

相手に依存してしまうのも良くはありません。

恋愛が上手くいかない人は、相手に依存しやすい傾向にあります。

例えば、パートナーや好きな人ができた途端、頼まれてもいないのに友達と一切会わなくなったり、パートナーにゾッコンになってしまったりする人がいますよね。

相手に依存してしまうタイプは、時に相手に「重い」と思われてしまう原因にもなります。

本当は友達と会いたいと思っていても、あなたが自分以外とどこにも出かけなければ、パートナーも外で遊びにいきにくくなり、負担やストレスが募っていきます。

自分の意見がない

2人で良好な関係を保つためには、時に自分の意見を言うことも大切です。

何でも相手に合わせすぎると、相手への負担となっているかもしれません。

特に、レズビアンカップルはお互いに将来の話をすることも多くなります。(親へのカミングアウト、結婚など)

しっかりと自分の意見を相手に伝えられる人の方が、レズビアンの恋愛関係は上手くいくでしょう。

まとめ


レズビアンで素敵な恋愛をされている方は本当に増えてきています!

最近では、2人で家を買って仲良くペットを飼って暮らしていたり、お子さんを授かった人カップルさんもいます!

LGBTに関する認識も広まって、昔に比べたら少しずつ日本社会もオープンマインドになってきましたよね。

だからこそ、みなさんには素敵なパートナーを見つけて欲しいと思っています。

日本LGBT協会では、全国各地にいるアライの仲人さんがあなたにぴったりのパートナーさんを見つけるお手伝いをします!

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相談はいつでも受け付けています。

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【幸せな家族のカタチ】「LGBTQ+でも親になれる!」を叶えた女性カップル

「LGBTQ当事者だけど、理想のパートナーを見つけたい」
「パートナーが欲しいけど出会いがない…」
「いつかは子育てを経験して家族を持ちたい」

そう考えていませんか?

異性カップルや同性カップルに限らず、誰もが幸せな愛の形を築きたいと考えているはず。

そこで、今回は【LGBTQで幸せな家族のカタチを実現した女性カップル】を紹介します!

現在は3人の可愛いお子様を育てられているカップルさんですが、今の幸せを手に入れるまでにどのような壁を乗り越えてきたのでしょうか。

出会いから別れ、カミングアウト、妊活、そして出産を全て経験してきた「YURIさん&ゆいさんカップル」の馴れ初めを紹介します!

 

【記事で紹介するYURIさん&ゆいさんカップル】
LGBTQの(B)バイセクシュアルカップル。
2016年の春から交際をスタートし、2年後の2018年に養子縁組を結ぶ。
その後、「妊活」を経て3人の子どもが誕生する。
現在は4歳、3歳、2歳の子どもの子育てに奮闘している。
YURIさんの運営するブログ「ママビアンライフ」では、同性カップルの妊活・子育て情報を発信中。

【出会い】「好奇心」からの始まり

「YURIちゃんに絶対に合う人を連れてきてあげる」

会社のバイセクシュアルの先輩から、このように言われたのは2016年の春頃だったそう。

YURIさんは当時、1年半ほど付き合っていた彼氏と別れて新たにパートナーを探していました。

YURIさんは、自身を「バイセクシュアル」だと自覚したのが25歳と少し遅めだったこともあり、それまでは男性としかお付き合いをしたことがなかったそうです。

しかし、バイセクシュアルの先輩が沖縄料理店に連れてきたのは「女性」でした。

この女性こそ、後にYURIさんのパートナーとなるゆいさんでした。

「てっきり男性が来るかと思った」と話すYURIさん。

しかも、初対面で先輩がたまたま仕事の関係で遅刻してきた為、沖縄料理店でいきなり2時間程2人きりで飲むことになったそうです。

初対面ではあったものの、意外と会話が弾み、気付いたら沖縄民謡に合わせて一緒に踊っているくらいすぐに意気投合したようです。

楽しい時間を過ごした2人は、偶然にも家が近所だったようで、その日から定期的にYURIさんの家で飲むようになりました。

その頃YURIさんは、「人生1回きり。1度くらい女性と付き合ってみたいかも」とふと思ったそうです。

そして、出会って2週間ほどでYURIさんがゆいさんに告白。

実は、告白をしたのは「半分は好奇心、半分は好き」という気軽な気持ちだったそうです。

当時、別の男性からも同時に告白を受けていたというゆいさん。

悩んだ末にYURIさんとの交際を選び、そこから2人の関係はスタートしました。

【3度の別れ、そして復縁】「普通の人生を歩もう」と苦悩した日々

2人は順調に交際を続けていましたが、当時はYURIさんが26歳、ゆいさんが32歳でした。

社会では「結婚適齢期」と言われている年齢です。

付き合った当初は、友人たちの結婚&出産ラッシュにも重なりました。

「女性同士では、どんなに愛し合っていても結婚も出産も子育てもできない」。

そんな理由で、3度も別れては復縁するという悲しく苦しい時期もありました。

3度目の別れを告げたのはYURIさんで、「もうこれ以上ゆいと付き合い続けてしまったら、ゆいが結婚適齢期を逃してしまう」と感じたのだといいます。

なんとも悲しいことに、最後の別れを切り出したのはYURIさんのお誕生日の日の夜でした。

2人でお祝いに泊まりに行った温泉宿で別れを切り出したのです。

ゆいさんは、布団で一晩中泣いていたようで翌朝、ゆいさんの目が赤く腫れ上がっていたといいます。

「もうこんな悲しい思いをしたくない。大好きだからこそ、お互いに”普通の結婚”をして幸せになろうね」。

そう言って、2人は別々の道を歩み始めました。

【転機】お見合いに失敗し、自分探しをするため1人海外へ…

しばらくすると、ゆいさんに彼氏ができました。

ゆいが彼氏ができたと聞いて、YURIさんも「結婚相談所」に登録します。

そこで紹介してもらったのは、中国に住むエンジニアの素敵な男性でした。

その男性とは何度か電話やメールでのやり取りをして、結婚を前提に中国に住む男性に会いに行くことになりました

しかし、いざ中国で男性と会い、新婚夫婦のように生活をしてみても、YURIさんの心には「ゆいさん」がいました。

そして、ついには中国滞在中に一睡もできなくなってしまいました。

「私は、好きでもない人と一生このまま人生を共にするの?」

そう考えると全く眠れなくなってしまい、予定を変更して中国滞在を短くし、そのままシンガポールへ「自分探しの旅」をすることを決意したのです。

シンガポールで何かをする訳でもなく、ただブラブラと放心状態で街を歩いていたYURIさん。

すると、偶然アメリカ人の友人とシンガポールの街で再会します。

その友人とたまたま飲みに行くことになり、今の状況を説明して聞いてもらいました。

すると、

「なんでそんな事で迷っているの?君は両親や友達を喜ばせるために結婚するの?
君の人生は君だけのもの。自分が一番幸せになる道を選ぶべきだよ。」

と伝えてくれたそうです。

その言葉にYURIさんはハッとしたと言います。

今まで自分の本当の気持ちを押し殺して、周りの目ばかりを気にする人生だったと。

【プロポーズ】自分の人生は自分でデザインする決意

アメリカ人の友人の言葉で目が覚めたYURIさんは、帰国してすぐにゆいさんを自宅に呼び出します。

そして、こう伝えました。

「これから大変なことや辛いことも沢山あると思う。だけど、私はあなたと一緒に全てを乗り越えていきたい。これからの長い人生、私と一緒に歩んでいこう」と。

プロポーズです。

ゆいさんは、まさかYURIさんの口からこんな言葉が出るとは思っていませんでした。

それに、なんとゆいさんも数日前に付き合っていた男性とお別れしていたばかりのタイミングでした。

ゆいさんは、はにかみながらも「いいね、嬉しい!」という返事をしてくれました。

そして2018年の秋、YURIさんとゆいさんは「家族」になりました。

【妊活・出産】私たちに起きた3度の奇跡

お互いの両親へのカミングアウト、そして養子縁組と、目まぐるしく2人の関係は進展していきます。

そして、YURIさんとゆいさんが長年夢見てきた「子育て」も実現する日が来ました。

海外の精子バンクを利用して、YURIさんが第一子となる子どもを妊娠したのです。

2人が家族になってから半年後くらいのことです。

お二人は、その半年間で「子ども」に関する話し合いを重ねてきました。

「子どもには出自のを伝えるか」
「周囲へのカミングアウトはどこまでするのか」
「もし、障害がいがあったらどうするか」
「子どもたちに真実をいつ伝えるのか」

などを徹底的に話し合ったと言います。

そして、2020年にYURIさんが第一子を出産。

その翌年の2021年にゆいさんが第二子を出産。

さらに、その翌年の2022年に再びYURIさんが出産をしました。

3年間で家族は一気に5人に増えてとても賑やかになりました。

そして、「女性カップルの子育て」という、ロールモデルがいない中での3人の子どもたちの子育てがスタートしました。

【同性カップルの子育て】1つ1つの困難を乗り越えていく

同性カップルの子育ては、妊娠期間から困難にぶち当たることが多かったそうです。

例えば、母子手帳を貰いに行くと「夫」について聞かれたそうです。

女性であることを隠して「ひとり親」にするのか、それとも市役所の職員さんに本当のことを伝えるかで悩んだと言います。

さらに、通っている産婦人科にも女性カップルであることを伝えるべきかも悩みました。

結局、立ち会い出産を希望した為、病院には真実を話して立ち会い出産に挑んだYURIさん。

子どもが生まれてからも、1人目の出生届では「ひとり親」として申請したため、「夫」に関するあらゆることを根掘り葉掘り聞かれたのだとか。

例えば、旦那はどこに住んでいる誰であるか、認知しているのか、出会いはどこだったのかなど。

さまざまな場面で嘘を重ねていくことが続き、次第に心も疲弊していったと言います。

その後2人で話し合った結果、「子どもを育てていくからにはコソコソ生きる人生をやめよう」という結論になりました。

市役所には同性カップルであることや、ドナーに協力してもらい子どもを授かったことなど全てを話しました。

市役所は「前例がないので、少し職員同士で話し合いを進める」と回答し、市の判断で同性カップルでも保育園などで「ひとり親かそうでないか」を選べるような配慮をしてくれたのです。

このように、「同性婚」が認められていないからこそ、1つ1つの手続きが複雑で苦労もあったそうです。

今は3人とも同じ保育園に通い、保育園の職員、お友達、ママ友など全ての人がYURIさんとゆいさんファミリーのことを理解してくれているそうです。

【未来】海外移住、そして世界一周へ

そんな素敵な家族を築いているYURIさんとゆいさんファミリー。

お二人にはどうしても叶えたい夢があるのだそう。

それは、「海外移住」と「世界一周」です。

なぜ海外移住かと言うと、このような家族のカタチはまだまだ日本では少ないのが現実。

子どもたちにはもっと色々な家族の形、人種、宗教、価値観に触れて欲しいと考えているからです。

YURIさんも学生時代からバックパッカーをしており、31カ国もの国々を回ったそう。

さまざまな国の価値観に触れることで、学ぶことも多かったそう。

例えば、オランダのアムステルダムで同性カップルがピクニックする姿をみたことで、「こんな家族もありなんだ」と感じたと言います。

YURIさんは、「あの体験がなかったら、私はゆいと家族を築くという選択肢が浮かばなかったと思う」と話します。

また、子どもたちは海外のドナーさんから提供を受けたため、世間で言う「ハーフ」です。

海外にもルーツがあることから、もっと広い世界をみて欲しいと願っているのだとか。

「世界一周」も広い世界を見るにはとてもいい機会だと話します。

お二人のこれまで乗り越えてきたエネルギーで、これらの夢も叶えられそうですね。

まとめ:LGBTQでも幸せなパートナーシップを築くことができる

今日紹介したのは、女性同士のカップルであるYURIさん&ゆいさん。

いくつもの障害を共に乗り越えてきたパワフルなカップルでしたね。

お二人のように、LGBTQでも幸せなパートナーシップを築くことができます。

「日本では無理だ」と思わず、ぜひあなたの理想のパートナーと出会い、あなたらしい人生をデザインして下さいね。

You only live once, so make the most of it.
(人生は一度きりだから、最大限に生きよう。)

アセクシャル(またはエイセクシャル・エイセクシュアル・無性愛・Aセクシャル)

アセクシャルとは
(またはエイセクシャル・エイセクシュアル・無性愛・Aセクシャル)

他者に対して性的欲求を抱くことが少ない、
またはまったく抱くことがないセクシュアリティです


恋愛感情(好きという感情)を抱くことはあっても、
その相手に性的な感情を持つことはない

最近は協会に、悩んでお問い合わせされる
アセクシュアルの方が多くいらっしゃいます
特に女性が多いので業界全体で必ず登録のあろうである、
男性のアセクシュアルさんを発掘する動きに努力しています

 

恋愛対象という言葉よりも、
生涯パートナーに求める性別が、
同性の場合は協会内部、
対象が異性の場合は協会と男女間の従来ある結婚相談所
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仲人が理解して伴走して婚活することが
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協会にはご本人がアセクシャルだと
自認されてる仲人さんもいます

結果的に友情婚ということになりますが
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人生先は長いです!
一人より二人!

誰かと寄り添い、温かい家庭を築きませんか?

私達は諦めずに家庭を持つ選択を希望される
皆さまの人生を応援したいです

勇気をもってお問い合わせください

男性のアセクシュアルさん、、、
探してます…

 

代表 松村

プロとしてお世話する方、【仲人希望】の方の説明会 全国可能

 

こんにちは!

代表理事 松村です

続々と全国に窓口が広がっています
今月もまたトランスジェンダーのかたのご成婚報告が
ありました

プロの仲人さんの力って本当にすごいです!!

仲人業を既にされている方も、そうでない方も
開業支援しております

是非お問い合わせの上、まずは説明会へご参加ください!

 

松村

仲人と座談会@ナイトサロン紫乃道さん 北海道

札幌で仲人との座談会を開催します!

【ジェンダーフリーな結婚相談所って知ってる?】
生涯のパートナーが欲しいと思っているセクシュアルマイノリティの皆さん、結婚相談所でお相手探しをするという方法もあるんですよ。
何それ?って気になる方は、おしゃべりしに来ませんか?

「みんなどうやってパートナーを探しているの?」
「同性パートナーシップ制度ってどう思う?」
「最近、友情婚ってことば耳にするよね」
などなど、お酒を飲みながら気楽に語り合えるイベントです。

当日会場は貸し切り、仲人とLGBTQ+当事者さんしかいません。
ニックネームでの参加OK!
勧誘は一切しませんよ!

《日 時》2024年5月11日(土)
18:00~20:00(出入り自由)

《参加費》2,000円(2ドリンク付き)

《対 象》LGBTQ+当事者の方

《場 所》ナイトサロン紫乃道
札幌市中央区南5条西6丁目
ニュー桂和ビル6F

《お申込み・お問合せ先》
Hana Bridal(ハナブライダル)担当:長谷和代
https://hanabridal.hp.peraichi.com/
hase@hana-bridal.com

 

 

 

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