ゲイが抱えるリアルな悩みと、葛藤を乗り越えるためのヒントとは?
LGBTという言葉が広く認知されるようになった近年、ゲイの人々を取り巻く環境も少しずつ変化しています。
一昔前では、ゲイは差別や偏見の対象となっていて、彼らは自身のセクシュアリティを公にすることはできませんでした。
しかし、インターネットやSNSが発達した今では、若い世代を中心に少しずつ考え方も変わりつつあります。
例えば、LGBT当事者であることに偏見を持つ人も少なくなり、テレビに出演する芸能人でも「ゲイ」を公表する人も出てきましたよね。
とはいえ、依然としてゲイであることによる様々な悩みを抱えている人は少なくありません。
この記事では、【ゲイが抱えるリアルな悩みと、それらを乗り越えるためのヒント】を紹介していきます。
あなた自身、もしくはあなたの周りの大切な人に当事者がいる場合、この記事を読むことによって葛藤を乗り越えるためのヒントを得ることができるはずです。
ゲイが抱える6つの悩みと解決策
性的マイノリティではない人にとって、ゲイの人々が日常でどのようなことに悩むのかイメージすることは難しいかもしれません。
そこで、【ゲイの人々が抱える代表的な悩み】を5つ程書き出してみました。
1. 自分自身がセクシュアリティを受け入れられない
2.カミングアウトをするべきか
3.恋愛関係の難しさ
4. 差別や偏見
5.法制度・制度面での課題
彼らがリアルに抱える問題を1つずつ見ていきましょう。
1. 自分自身がセクシュアリティを受け入れられない
ゲイであることを受け入れることは、多くの人にとって容易ではありません。
社会的な偏見や周囲からのプレッシャーなど、さまざまな理由で自身のセクシュアリティを受け入れられずにいます。
自己受容に苦しむゲイの人々は、例えば以下のような葛藤を抱えることがあります。
・自分の性的指向を恥じ、否定してしまう
・周囲に打ち明けられない
・同性愛者であることを誰にも言えない
・恋愛や性的な関係に踏み出せない
性的マイノリティであるがゆえに、周囲のように気軽に友人と恋愛の話が出来なかったり、恋愛を楽しむことができなくて苦しむこともあります。
特に、思春期の当事者にとっては、この悩みを誰に相談したらいいのか分からず、一人で悩み続けてしまう傾向にあるようです。
しかし、ずっと一人で抱え続けるのは心に限界が来てしまいます。
そこで、この悩みを乗り越える方法をいくつか紹介します。
・信頼できる人に打ち明ける:家族、友人、カウンセラーなど、信頼できる人に自分の性的指向を打ち明けることは、大きな一歩となります。まずは、あなたの周りで信頼できる人を探してみてください。
・LGBTコミュニティに参加する:同じ悩みを抱える人たちと出会い、交流することで、孤独感を和らげ、自分自身を受け入れる勇気をもらえます。
・LGBTに関する情報収集をする:LGBTに関する書籍やウェブサイト、SNSなどから情報収集をすることで、自分自身について理解を深め、自己肯定感を高めることができます。
・専門家に相談する:自己受容に苦しんでいる場合は、カウンセラーやセラピストなどの専門家に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。
2.カミングアウトをするべきか
「カミングアウト」とは、ゲイであることを周囲に打ち明ける行為を言います。
そして、このカミングアウトは人生における大きな決断であり、多くの不安や葛藤を伴います。
カミングアウトを躊躇する理由は様々ですが、主な理由としては以下のようなものが挙げられます。
・周囲の反応が怖い
・差別や偏見を受けるかもしれないという不安
・関係性が悪化するかもしれないという不安
カミングアウトは、決して義務ではありません。
カミングアウトするかどうか、そしてそのタイミングは、本人の自由です。
しかし、多くの性的マイノリティにとって「カミングアウト」は大きなハードルでもあります。
カミングアウトは心理的なハードルが高いものの、本当に心から信頼できる人に知ってもらい、受け入れられると彼らの心も安定していきます。
例えば、信頼できる人へカミングアウトをすることで、以下のようなメリットがあります。
・自分らしく生きられる
・周囲との信頼関係を築ける
・孤独感を解消できる
このように、誰か1人でもあなたの本当のことを知ってくれる人がいれば、あなたの人生はより生きやすくなることは間違いありません。
そして、自分らしい人生を選択できるようにもなるでしょう。
とはいえ、誰にでもカミングアウトをしていいという訳ではありません。
カミングアウトを検討している場合は、以下のような点に注意しましょう。
・安全な環境を選ぶ:カミングアウトする相手や場所を選ぶことが重要です。
・タイミングを見計らう:相手や状況に合わせて、タイミングを見計らってカミングアウトしましょう。
・準備をする:カミングアウトする前に、どのように伝えるか準備しておきましょう。
・サポートを求める:必要に応じて、家族、友人、カウンセラーなどからサポートを求めましょう。
カミングアウトは、人生における大きな転機となる可能性があります。
そして、多くの場合はカミングアウトすることで、より自由で充実した人生を送ることができるようになりますよ。
3.恋愛関係の難しさ
同性愛者にとって、恋愛はさまざまな困難を伴います。
例えば、性的マイノリティの人はそうでない人に比べて、
・出会いの機会が少ない
・偏見や差別を受ける
・法的な制約がある
というように、いくつかの課題があります。
特に、多くのゲイの人々は職場やプライベートで自身のセクシュアリティを公表していません。
そうなると、必然的に出会いの場が少なくなっています。
事情を知らない友人や上司に、いつも「女性を紹介するよ」と言われるかもしれませんね。
さらに、まだまだ偏見や差別が残っているのも、ゲイが恋愛をするのに難しいと感じる1つの原因かもしれません。
特に、自身の両親がLGBTに対して否定的な考えを持っている場合だとよりそれを強く感じることになるでしょう。
とはいえ、同性愛者のカップルでも幸せな恋愛をしている人が沢山いるのも事実です。
ゲイの人が幸せな恋愛をするヒントをいくつか紹介しますね。
・積極的に出会いを求める
・自分らしくいる
・ありのままの自分を受け入れてくれる人を見つける
まず、最初は積極的に出会いの場に足を運ぶことが大切です。
今はLGBT向けの出会いの場やアプリなども沢山出ています。
これらを活用して、積極的に出会いを求めることで、共通の趣味を持つ人と出会うことができるでしょう。
また、「自分らしくいる」ことも非常に大切です。
自分らしくいることで、あなたの魅力も発揮できることでしょう。
そして最後に、ありのままを受け入れてくれるパートナーを見つけることも重要です。
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4. 差別や偏見
ゲイは、社会の中で差別や偏見に直面しています。
「差別」と言ってもその手段はさまざまで、これらの差別は時にゲイの人々の生活や人生にまでも狂わせてしまいます。
例えば、
・言葉による差別:差別的な言葉や表現で傷つけられる
・身体的な暴力:暴行や嫌がらせを受ける
・差別的な扱い:就職や住居などにおいて、差別的な扱いを受ける
というように、さまざまな場面で差別を受ける可能性があります。
差別は、ゲイの人々の尊厳を傷つけ、心身に大きな影響を与えます。
もし、差別を受けてしまった場合には、以下のような対処法があります。
①証拠を記録する:差別を受けた日時、場所、内容などを記録する
②相談する:信頼できる人に相談したり、LGBT支援団体に相談したりする
③法的な措置を検討する:場合によっては、法的な措置を検討することもできます
差別は決して許されるものではありません。
差別を受けた場合は声を上げ、差別と闘うことが重要です。
5.法制度・制度面での課題
同性愛者を取り巻く社会環境は、近年少しずつ改善されています。
しかし、依然として多くの課題が残されています。
その中でも「同性婚」は、大きな課題として今まさに政治でも取り上げられていますよね。
同性婚が認められていないことによって、実際に多くの性的マイノリティの人々が困っています。
愛し合っているのに「性別」を理由に、国から家族として認められていないのです。
同性婚が認められ、社会全体の理解と協力を得ることができれば、ゲイの人々がより生きやすい社会を実現することができるでしょう。
結論:幸せになる唯一の方法は自分らしく生きること
ゲイの人々が日常で抱える悩みは、多岐にわたります。
しかし、これらの悩みは決して解決不可能ではありません。
自分自身を大切にし、周囲の人に理解を求め、社会を変えていくことで、ゲイの人々は自分らしく生きることができるようになります。
この記事が、ゲイが抱える悩みの理解を深め、解決に向けて一歩踏み出すためのヒントとなることを願っています。
知っておきたい!日本と海外のLGBTQの割合とは?
近年、LGBTに関する話題がメディアでも取り上げられるようになり、社会全体で多様性を尊重する動きが活発化しています。
しかし、日本では同性婚が認められていないこともあり、LGBTの人々の理解が十分とは言えません。
1つ言えることは、「LGBT当事者は、あなたの周りに必ず存在する」ということ。
とはいえ、実際日本におけるLGBTの割合はどれくらいなのでしょう?
この記事では、最新の調査に基づいて【日本のLGBTの割合と海外との比較】を紹介します。
さらに、LGBTの人々を理解するために必要なポイントや、今後LGBTの割合がどのように変化していくのかについてもお話ししていきますね。
日本のLGBTの割合は?
日本のLGBTの割合は、調査機関や調査方法によって多少異なりますが、「9.7%(参考:電通)」だと推定されています。
これは、約10人に1人がLGBTであることを意味します。
例えてみると、40人1クラスの学校では1クラスにLGBTの当事者が4人存在すると考えてもいいでしょう。
どうでしょう?
意外と多いですよね。
これは、「左利きの人」や「血液型がAB型の人と同じような割合」だと言われているんです。
みなさんの周りにも当たり前に、左利きの人やAB方の人が居るように、LGBT当事者もあたりまえに存在しているんですね。
とはいえ、記事を読んでいる人の中には、
「私の周りでは聞いたことがない」
「今までに性的マイノリティの人に出会ったことがない」
という人も結構多いかもしれません。
しかし、あなたが生きている中でLGBT当事者の人に絶対に出会っていると断言できます。
それは、「当事者がいない」のではなく、「見えない」だけだからです。
残念ながら、日本ではまだまだLGBTに対する偏見や差別も少なくないことから、事実を隠して生活している人も多いのが現状です。
今後、社会が少しずつ多様性を受け入れられるようになれば、カミングアウトする人も増えてきて目に見えやすくなるのではないでしょうか。
海外におけるLGBTの割合
海外におけるLGBTの割合は、調査対象国によって異なりますが、「約8%」と言われています。
欧米諸国では、LGBTに対する理解が比較的進んでいる国が多く、同性婚が認められている国もあります。
例えば、オランダではLGBTの割合が11%、ブラジルでは14%と国によっても異なります。
それはその国がどれだけ多様性を受け入れているのか、文化や価値観によってもさまざまでしょう。
もちろん、同性婚が認められているような国々では、比較的カミングアウトがしやすいことからその割合は高くなるかもしれません。
一方、アフリカや中東の一部地域では、LGBTに対する差別が未だ根強く、カミングアウトが困難な状況です。
そのような国では、「LGBTはこの国ではいない!」と平気で言われています。
そのような国で暮らす当事者は、家族にさえ真実を伝えられません。
なかには、他国に亡命する人もいるようです。
以下の映画では、LGBTが社会から迫害されているケニア(アフリカ)のリアルな姿を描いています。
もしよろしければ、ご覧くださいね。
LGBTの人々を理解するためにすべきこと
今や約10人に1人がLGBT当事者と言われるなか、彼らを理解してより風通しの良い社会にしていくためにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的に、LGBTの人々を理解するために必要なことを以下にまとめました。
・LGBTに関する正しい知識を身につける
・偏見や差別をなくすための発信を行う
・多様性を尊重する
LGBTに関する正しい知識を身につける
当事者を理解する第一歩は、LGBTに関する正しい知識を身につけることです。
今では書店でも多くのLGBT本が売られていますよね。
そのような本を何でも良いので1冊購入して読んでみるのはいかがでしょうか?
そうすると、LGBTの基礎的な知識を身に付けることができます。
知識を身に付けると、いざというときにあなたはLGBTの人々を差別や偏見から守ることができます。
もちろん、「日本LGBTサポート協会」の当ブログでもLGBTの豆知識や最新情報を発信していますのでぜひ参考になさってくださいね。
その他にも、実際に講演活動を聞いてみたり、当事者が発信するブログを覗いてみるのもいいかもしれません。
以下のブログは、同性カップルで3人のお子さんを子育てしているブログです。
興味があれば、ぜひご覧くださいね。
ママビアンライフ
偏見や差別をなくすための発信を行う
LGBTの基礎を理解できたところで、偏見や差別をなくすための発信活動を行うのも有効です。
最近では少しずつLGBTに対する認識も高まってはきたものの、「名前は聞いたことがあるけど、あまり詳しくないかも…」という方も多くいらっしゃいます。
あなたがSNSなどで発信することで、より多くの関心のない人にメッセージが届きます。
その中で、何人かは「LGBTってなんだろう?」と興味を持って読んでくれる人も出てくるでしょう。
そうやって少しずつ人々が当事者のことを知ることで、社会はより生きやすくなっていきます。
多様性を尊重する
LGBTのことを理解できたあとは、実生活でも多様性を尊重した行動やアクションができれば素晴らしいですね。
例えば、友人に当事者がいれば彼らに寄り添って話を聞いてあげるといった些細なことで構いません。
あなたの存在が、彼らにとってはとても心強いはずです。
自分にできることを考えて、1つ1つ実行していきましょう。
これからLGBTの割合は増えていく?
LGBTに対する理解が深まり、カミングアウトする人が増えていることから、今後LGBTの割合は増えていく可能性が高いと考えられます。
また、出生前の性別検査や性同一性障害に対する治療法の進歩などによって、性別に対する多様性がさらに広がっていくことも考えられます。
とはいえ、将来はもはや「LGBT」という言葉がなくなるくらい、社会全体が「違い」を受け入れられるようになっていることが理想です。
その第一として「同性婚の法制化」などが早急に求められています。
今後、日本の法律が変わり、誰もが生きやすい社会になることを期待しています。
まとめ:より良い社会を作るには、1人1人の理解が必須
日本のLGBTの割合は約10人に1人と推定されています。
多様な人が社会で生き生きと暮らし、活躍できるようになるには「LGBTの理解」は必要不可欠です。
多様性を尊重し、LGBTに関する正しい知識を身につけることで、誰もが安心して暮らせる社会を実現することができるでしょう。
この情報が、LGBTに関する理解を深め、誰もが尊重される社会の実現に役立つことを願っています。
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同性カップルの子ども、本当にエゴ?「かわいそう」の声の裏にあるもの
最近、テレビやSNSなどでも同性カップルが子どもを育てる姿をみることが増えてきましたよね。
実際、日本でも同性カップルが子どもを持つことに対する理解は少しずつ深まっています。
しかし、残念ながら依然として批判的な意見も根強く存在します。
特に多い意見として、
「子どもが可哀想」
「子どもが学校でいじめられるのでは?」
「子どもも同性愛者になってしまう」
という意見が挙げられます。
しかし、本当に同性カップルの子どもは「可哀想」なのでしょうか?
この記事では、【同性カップルで子どもを作るのは親のエゴなのか】を分かりやすく解説します!
同性カップルで子どもを作るのは親のエゴ?
同性カップルが子どもを持つことに対して、「親のエゴだ!」という批判が向けられることがあります。
例えば、同性カップルが子どもを持つことに反対する人の心理は、以下のようなことが考えられます。
・伝統的な家族観を守りたい
・子どもへの心配
・偏見による思い込み
伝統的な家族観を守りたい
「昭和世代」と言われる人々(特に50代以降の世代〜)では、昔ながらの「父と母」という家庭像こそが正しいという思いがあります。
そのため、まだLGBTQなどの多様なセクシュアリティのあり方や、家族のカタチを受け入れられない人も一定数いると考えられています。
ちょうどそのくらいの年代の人は、20代以降の親世代にあたるため、なかなか子どもたちが自身のセクシュアリティを親に相談できないこともあるようです。
もちろん、50代以降の方でも多様な家族の形を受け入れている方もいらっしゃいます。
しかし、「同性同士で子育てなんて、理解できない!」と考える人もまだまだ多いようです。
子どもへの心配
同性カップルの子どもが将来、差別や偏見に苦しむのではないかという不安から「子どもを巻き込むべきではない」と考える意見があるのも事実です。
やはり、子どもが周りと違う家庭環境だといじめに発展する可能性も少なくないため、そのようなことに巻き込まれないか心配する人も多いでしょう。
もちろん、心配している本人に悪気はないものの、時に心配するがあまりに同性カップルの子育てを批判してしまうのかもしれません。
偏見による思い込み
なかには、同性愛自体を否定する考えを持っている人もいます。
それは、「同性カップルの子どもを持つこと=不自然」と捉える意見ですね。
なかには、「同性カップルに育てられるとまともに育たないのではないか?」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、研究によると、同性カップルの子どもは異性カップルの子どもと比べて、心理的な健康状態や社会的な適応能力に差がないことが示されています。
つまり、同性カップルであることが、子どもにとって必ずしも不利になるわけではないということです。
むしろ、大切なのは、子どもが愛情に包まれて健やかに育つ環境が整っているかどうかです。
同性カップルであっても、十分な愛情とサポートを与えることができれば、子どもは幸せに成長することができます。
さらに、同性カップルの子どもが差別や偏見に直面するリスクは、社会全体のLGBTQ+に対する理解度によって大きく左右されます。
つまり、差別や偏見のない社会を作ることができれば、同性カップルの子どもも安心して暮らせるようになるのです。
大切なのは、多様な家族の形を認め、理解すること。
そして、すべての子どもが愛情に包まれて育つことができる社会を作ることですよね。
同性カップルの「親のエゴ」という批判は、偏見に基づいたものであり、真実ではありません。
真実を知って多様な家族の形を認め、すべての子どもが幸せに暮らせる社会を作っていきましょう。
同性カップルが子どもを作るときに話し合うべきこと
子どもを持つべきか悩んでいる同性カップルさんは、実は結構多いのではないでしょうか?
特に女性カップルの場合、第三者から精子提供を受けることができれば妊娠することは可能です。
しかし、「自分たちは同性だけど本当に子育てができるのかな…」と不安になることもあるでしょう。
そこで、ここでは【同性カップルが子どもを作るときに話し合うべきこと】を以下にまとめました。
①子どもを持つことへの双方の意思
②家族や友人へのカミングアウト
③子育てするための経済的な準備
④養子縁組やパートナーシップ制度の利用について
⑤子育ての方法を話し合う
①子どもを持つことへの双方の意思
まず、大前提として”夫婦間で子どもを持つこと”に対する意思をしっかりと確認する必要があります。
もし、どちらかが「子どもを持ちたい」と考えていても、パートナーが同意してくれなけば話が進みません。
仮に、相手の意見を聞かずに強行突破してしまうと、その後のパートナーシップにも大きな影響を及ぼしてしまうでしょう。
子どもを持ちたいと考えたら、必ず双方で石を確認しておく必要があります。
②家族や友人へのカミングアウト
次に、家族や友人へのカミングアウトをどうするのか決めましょう。
2人だけの関係であれば、必ずしも家族にカミングアウトをする必要はありませんよね。
しかし、子どもを育てるとなると話は違います。
子どもができると、産後のケアなどで本当に人手が必要となります。
そのため、両親からのサポートは絶対にあったほうがいいです。
しかも、きっと親も孫の存在を子どもに隠された状態では悲しいはず。
パートナーと話し合い、家族をはじめとした周囲の人々にどのようにカミングアウトしていくのか、準備しておく必要があります。
③子育てするための経済的な準備
ここからは、実際に子育てするための経済的な準備をしていきます。
最近では、夫婦共働きの家庭が増えてきましたよね。
子育ては本当にお金がかかります。
そのため、子どもに十分な教育を受けさせるためにも、経済的に自立し支えられるような経済力が必要となります。
「自身とパートナーの収入が十分ではない」と感じるのであれば、妊娠前に転職をしたり、良い仕事を見つけるなどの行動をするといいでしょう。
④養子縁組やパートナーシップ制度の利用について
残念ながら、今の日本では同性婚が整備されていません。
そのため、同性カップルが子どもを授かっても、法的にはシングルマザーといったような関係になってしまいます。
しかし、自治体によっては「ファミリーシップ制度」や「パートナーシップ制度」を設けているところもあります。
子どもが育てやすい自治体がある場所に引っ越したり、パートナーと養子縁組をすることを考えてみてもいいかもしれません。
子育ての方法を話し合う
実際に子どもが生まれたあと、2人でどのように育てていくのか考えておく必要があります。
それは、子どもへの真実を伝えるか、伝えるとしたらそのタイミングなんかも重要ですよね。
今の日本では同性カップルのファミリーはまだまだ少数派であるため、これからどのように育てていくのか事前にしっかり方針を決めていくことが大切です!
まとめ:将来は「同性カップルの子育て」は当たり前になる?!
今の日本では、まだ数こそ少ない「同性カップル」の家族。
しかし、先進国ではもはや同性カップルに育てられる子どもの存在は決して珍しいものではなくなりました。
同性婚を最初に認めた国「オランダ」では、クラスにも同性カップルに育てられる子どもたちがあたりまえに混じっているのだとか。
先生たちも、決して「なぜ、あなたの家族はママ・パパが2人なの?」なんて聞かないそうです。
日本も将来、オランダのように同性カップルが子どもを育てる未来が来るかもしれませんね。
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女性同士の同性カップルの恋愛は?出会いから付き合う方法までを紹介
「女性同士の恋愛ってどうやって始めるの?」
「自分は女性が好きだけど、どうやって恋愛を始めたらいいのか分からない」
「付き合っても上手くいかずにすぐに別れてしまう…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
最近では社会の変化とともに、多くの人が自分らしさを表現できる時代となりました。
それは、恋愛においても同じことが言えます。
社会でLGBTQ+への理解が深まるにつれて、女性カップルの姿を見ることも珍しくなくなりました。
しかし、実際に彼女たちはどのように出会って、交際をスタートさせているのでしょうか?
この記事では、女性同士の同性カップルの恋愛について【出会いから付き合う方法、そして真実の愛を見つけるためのヒント】を詳しく解説します!
「今年こそパートナーを作りたい!」、「同性同士で恋愛をしてみたい」と考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
同性カップルの出会いの方法5選【女性】
いくら「恋人が欲しい!」と思っていても、どのようにパートナーを見つけたらいいのでしょう?
そこで、ここでは【女性の同性カップルの出会いの方法】を5つ紹介します!
今年こそ、理想のパートナーを見つけたいと考えている女性はぜひ参考にして下さいね。
・LGBTQ+向けのコミュニティ・イベント
・SNS・マッチングアプリ
・結婚相談所
・友人からの紹介
・レズビアンバー
上記5つの方法を順番にみていきましょう!
1.LGBTQ+向けのコミュニティ・イベント
まず、一度に多くの人々との出会いが期待できる「LGBTQ+向けのコミュニティ・イベント」。
近年、全国各地でLGBTQ+向けのコミュニティやイベントが開催されています。
代表的なものとしては、「東京レインボープライド」や関西の「レインボーフェスタ!」が有名です。
東京レインボープライドの参加者は、なんと1万5000人にも及びます!
このようなイベントに積極的に参加することで、同じセクシュアリティの仲間と出会い、親睦を深めることができます。
コミュニティーに入ることで、女性同士の出会いのチャンスも期待できるでしょう。
2.SNS・マッチングアプリ
続いては、最近話題の「SNS・マッチングアプリ」を使った出会いです。
近年、LGBTQ+向けの機能を備えたSNSやマッチングアプリが充実しています。
プロフィールに自分のセクシュアリティを明示することができ、同じ性的指向を持つ人と出会うことができます。
また、共通の趣味を持つ相手を見つけやすいため、交際へと発展しやすいというメリットもありますよ。
3.結婚相談所
真剣な交際を求めるなら、「結婚相談所」がオススメです。
最近では、同性カップルでも”結婚”のような家族の形を実現しやすい社会へと変わりつつあります。
日本ではまだ「同性婚」が認められていないものの、子どもを育てるカップルが増えているのも事実です。
最終的にそのようなパートナーシップを目指しているなら、同じように真剣な交際を考えているパートナーを見つけることが理想です。
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4.友人からの紹介
LGBTQコミュニティである程度人脈があるなら、「友人からの紹介」も1つの方法です。
同じようなセクシュアリティの友人を紹介してもらい、交際へ発展することも期待できるでしょう。
ただ、LGBTQのコミュニティはそもそも狭いので、「実は相手が元カノの元カノだった」ということは結構な頻度であるようです。
5.レズビアンバー
最後に、「レズビアンバー」に通うのも、出会いを探す方法としてはいいでしょう。
そのようなバーでは、普段クローゼット(周囲にカミングアウトをしていない人)も多く通います。
日常生活でクローゼットの人は、日常で出会いがないことがほとんどなので、高確率で彼女募集中の人と出会うことができるでしょう。
お酒の力を借りて仲良くなり、そのあと交際に発展するかもしれませんね。
女性同士が付き合うための方法
運命の出会いを果たしたら、次は交際に発展させたいですよね。
ここでは、【女性同士が付き合うための方法】を5つご紹介します!
・相手に好意を伝える
・デートに誘う
・共通の趣味を見つける
・相手の話をよく聞く
・自分の気持ちも正直に伝える
①相手に好意を伝える
まずは、相手に好意があることを伝えましょう。
ストレートに「好き」と伝えるのも良いですし、LINEやSNSでさりげなくアピールするのも効果的です。
好意があることを伝えた上でデートに申し込むと、相手は「友達」としてではなく、「恋人候補の1人」としてあなたを見ることになるでしょう。
②デートに誘う
好意を伝えたら、次はデートに誘ってみましょう。
映画や食事、ショッピングなど、二人で楽しめるデートプランを立てましょう。
初めてのデートでオススメなのは、ずばり「映画館」です!
初めてのデートって、緊張する上「話が途切れて沈黙になったらどうしよう…」と不安になることも多いですよね。
しかし、映画館なら上映中は会話もさほど必要ではありませんし、映画が終わってご飯に行く際にも映画の話題で盛り上がることができるでしょう。
③共通の趣味を見つける
デートで相手にとって少しでも良い印象を残したいなら、「共通の趣味を見つける」ことが大切です。
共通の趣味があれば、会話も弾みやすく、距離を縮めやすくなります。
次のデートはお互いの趣味に合わせた場所で遊ぶのもいいですね。
一緒に趣味を楽しめる相手を見つけることができれば、関係も長続きしやすくなりますよ。
④相手の話をよく聞く
相手の話に耳を傾け、共感を示すことは、良好な関係を築くために重要です。
相手の気持ちを受け止めることで、信頼関係を築くことができます。
また、あなたが将来的に長い関係性を求めているなら、この時期に将来のことを聞いてみてもいいかもしれません。
男女の恋愛には、ゴール(結婚)があります。
しかし、日本ではまだ同性同士の婚姻が認められていないのもあり、同性カップル全員が「結婚」を意識するかは分かりません。
あなたがいつかパートナーと家族を築きたいと願っていても、相手が望んでいないならいつかは別れなければなりません。
早い時期から将来の展望などを聞いておくことも大事です。
⑤自分の気持ちも正直に伝える
自分の気持ちや考えを正直に伝えることは、関係を深めるために大切です。
抱えている悩みや不安があれば、相手にも打ち明けてみましょう。
先程も述べたとおり、あなたが将来「家族を作りたい」と考えているなら、正直に伝えてしまっても構いません。
それを聞いて相手が賛成しないのであれば、それはご縁がなかったのです。
あなたの若さや時間は貴重な財産です。
お互いの気持ちに正直になって、合意した上でパートナーになることができたら理想ですよね。
愛を育む秘訣とは?同性カップルが長続きするためにできること
せっかく出会った大切なパートナーとは、いつまでも仲良くいたいものです。
ここでは、同性カップルが長続きするためにできることを3つご紹介します。
・コミュニケーションを大切にする
・ 感謝の気持ちを伝える
・ ケンカはしてもいいけど、仲直りはすぐに
コミュニケーションを大切にする
どんな関係でも、コミュニケーションは重要です。
日頃からLINEや電話なども活用しながら、相手と積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
そして、些細なことでも構わないので思ったことを共有し、意見交換をするようにしましょう。
感謝の気持ちを伝える
付き合いがどんなに長くても、相手への感謝の気持ちを「言葉」や「行動」で必ず伝えるようにしましょう。
「ありがとう」の言葉は、相手にとって何よりも嬉しいものです。
日頃の感謝の気持ちを伝えることで、関係をより良い方向へと導くことができますよ。
ケンカはしてもいいけど、仲直りはすぐに
どんなカップルでも、ケンカは避けて通れません。
しかし、重要なのはケンカの後の仲直りをすぐに行うことです。
つまらないことで喧嘩になり、お互いに意地を張って別れにまで発展してしまうこともあるかもしれません。
せっかく結ばれたご縁。
つまらないことで無駄にしてしまうのは本当にもったいないことです。
喧嘩なんて一時的な感情で起こるもの。
すぐに冷静になって、相手が自分にとってどれだけ大切な存在なのか改めて考えるようにしましょう。
喧嘩は早く謝った方の勝ちですよ。
まとめ:素敵なパートナーシップを築くかは「あなた次第」
いかがでしたか?
人を好きになる気持ちに性別は関係ありません。
性別関係なく人を愛し、望めば誰もが強いパートナーシップを築くことができます。
もし、あなたが「同性であること」を理由に恋愛を躊躇してしまっているなら、今日で終わらせましょう。
LGBTQが社会に認識されてきた今、あなた次第で素敵なパートナーと関係を築くことが可能です。
ぜひ幸せになるための一歩を踏み出してみませんか?
同性カップルだけど子どもは育てられる?日本で同性カップルが子どもを迎える方法
「愛する人と子どもを育てたい」。
そのように考えるのは、決しておかしいことではありません。
同性カップルも異性カップルと同じように、愛するパートナーと一緒に子どもを迎えて「幸せな家族」を築きたいと願っています。
しかし、今の日本では同性婚が認められておらず、ロールモデルが少ないのが現実です。
欧米のように、同性婚が法制化されて「同性同士でも子育てするのは当たり前だよね」という文化ではないため、今まで多くの同性カップルが子どもを諦めてきました。
しかし、最近ではよくニュースやSNSなどでも子どもを持つ同性カップルを目にするようになってきました。
そこで、今回は【同性カップルだけど子どもは育てられる?日本で同性カップルが子どもを迎える方法】についてお話ししていきます!
「同性カップルで子どもを育ててみたい」、「パートナーと子どもを迎えて幸せな家庭を作りたい」と考えている人はぜひご覧くださいね。
同性カップルだけど子どもは育てられる?
同性カップルで子どもを本当に育てられるのか、気になる方は多いのではないでしょうか?
実際に子育てしている同性カップルのロールモデルが少ないからこそ、このような疑問を持つ方が多いのかもしれませんね。
結論から言うと、同性カップルでも子どもを育てることは可能です。
なぜなら、海外では多くの同性カップルが子どもを育てているからです。
彼らが子どもを持つ方法は様々ではありますが、異性婚をしたカップルと同様に子育てができています。
もちろん、日本国内でも子どもを育てる同性カップルは存在します。
海外に比べてまだまだ数こそ少ないですが、近年SNSなどで見る限り、同性カップルで子どもを持つケースが増えてきたのは明らかです。
これは「同性カップルでもしっかり子どもを愛し、幸せな家庭を築くことができる」という証明ではないでしょうか。
しかし、なかには「同性カップルってどのようにして子どもを迎えたの?」と疑問に思う人も多いかと思います。
そこで、次章では”同性カップルが子どもを持つ方法”を紹介していきます。
日本で同性カップルが子どもを迎える方法
同性カップルで子どもを迎えるには「第三者からの精子、もしくは卵子提供」が必要となります。
なぜなら、みなさんもお分かりの通り同性同士では自然な妊娠はできないからですね。
女性カップルの場合、知人や友人、家族、もしくはSNSで募ったボランティアから精子提供を受けることが多い印象です。
女性は子どもを身籠ることができるので、精子提供を受ければ比較的妊娠まで辿り着ける人も多いです。
もちろん、精子提供を受けた後は自分自身でシリンジ法をする人や生殖補助医療が受けられる病院で「人工受精」や「体外受精」を行う人もなかにはいます。
しかし、今の日本ではそもそも「同性婚」が認められておらず、生殖補助医療を受けられる病院は極端に少ないのが現実です。
そのため、同性婚が認められていて、同性カップルでも生殖補助医療を受けられる海外で不妊治療を行う人も稀ですがいらっしゃいます。
一方で、男性カップルの場合はどうでしょう。
男性の場合は、「卵子」だけでなく「母体」も必要です。
そのため、海外で代理母出産を行うという選択肢があります。
精子提供に比べると、その過程は難しくお金もかかります。
しかし、「精子提供」にしろ「卵子提供」にしろ、自分たちと血縁関係を求めるならそのような選択がいいでしょう。
一方で、「養子縁組」という方法もあります。
日本でも過去に男性カップルが「養子縁組」で子どもを迎えたケースがあります。
そもそも養子縁組には2つの種類があり、「普通養子縁組」と「特別養子縁組」があります。
普通養子縁組の場合は、子どもを家族の一員として迎える方法であり、実の親との関係は継続されます。
一方で、特別養子縁組は養親の戸籍に入り、養親の子どもとなります。
そして、実親との親子関係は消滅します。
現在の日本では、婚姻関係のある夫婦にしか「特別養子縁組」は許されていません。
そのため、養子縁組で子どもを迎えるなら「普通養子縁組」となります。
いずれにせよ、同性カップルが子どもを迎える方法はいくつか存在します。
パートナーと話し合って、自分たちに合う方法を探すことがベストですね。
同性カップルの子どもは「かわいそう」なのか?
度々、SNSなどでも「同性カップルに育てられる子どもがかわいそう」という言葉を目にします。
しかし、実際同性カップルの子どもは、異性カップルの子どもと同様に幸せに育つことができます。
子どもにとって大切なのは、愛情に包まれた環境で育つことです。
同性カップルであっても、子どもに十分な愛情を与えることは可能です。
むしろ、多様な家族の形に触れることは、子どもにとって視野を広げ、個性を尊重する心を育む貴重な機会となります。
「子どもがいじめられるのでは」
と心配する人もいますが、そのような社会を変えていくのが大切です。
これからは多様性の時代です。
「いろんな人がいていいんだよ」と子どもに伝えられるような社会になっていくことが求められるでしょう。
子どもに「同性カップルであること」をどのように伝えていくか
子どもに「同性カップルであること」を伝えることは、大切な家族の絆を築くための重要なステップです。
もちろん、子どもに伝えるor伝えないのもカップルの考え方次第ではありますが、子どもは必ずあるタイミングで自分たちの家族の形を理解するようになるはずです。
そんな時に、大人たちができることは、隠さずに誠心誠意子どもと向き合うことが大切です。
しかし、「子どもにどのように伝えたらいいか分からない」と悩む人も多いかもしれませんね。
そこで、以下は【子どもに伝える際のポイント】をまとめてみました。
・子どもの年齢や理解度に合わせた言葉で伝える。
・ありのままの自分を受け入れることの大切さを伝える。
・偏見や差別に対する理解を深める。
・周りの人に理解を求める。
・絵本や動画などを活用したり、家族で話し合ったりする機会を設ける
このような方法があります。
やはり、1番大切なのは子どもの年齢や理解度に合わせた言葉で伝えることです。
例えば、幼児期には「ママとママ/パパとパパは特別な関係なんだ」と簡単な言葉で伝えます。
そして、小学校低学年になると、同性婚やLGBTQ+に関する基本的な知識を伝えるようにします。
さらに高学年になると、家族のあり方や多様性についてより深く理解できるように伝え、
ありのままの自分を受け入れることの大切さを伝えましょう。
それと同時に、学校や地域の人に理解を求め、協力を得ることも大切です。
同性カップルの子どもを持つ親の会などに参加するのも良いでしょう。
大切なのは、子どもが安心してありのままの自分を受け入れられる環境を作ることです。
まとめ:同性カップルでも子どもを育てられる!
同性カップルでも、子どもを育てることは可能です。
今は様々な方法で子どもを迎えることができ、幸せな家族の形を築くことができます。
大切なのは、「周囲の理解と協力、そして家族の絆」です。
愛する人と共に、自分らしい人生を歩んでいきましょう!
この記事が、同性カップルの子どもに関する疑問や不安を解消し、幸せな家族の形について考えるきっかけとなれば幸いです。
私たち「日本LGBTサポート協会」でも、全ての性的マイノリティの人の出会いをサポートしています!
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同性婚はなぜ必要?同性婚のメリット・デメリット
近年、耳にする機会が増えた「同性婚」。
しかし、同性婚の必要性やメリット・デメリットについては、まだ知らない方も多いのではないでしょうか。
そんな方でも分かりやすいよう、この記事では【同性婚のメリット・デメリット】を詳しく解説していきます!
「同性婚ってなに?」
「なぜ同性婚が必要なの?」
「同性婚にはどんなメリット・デメリットがあるの?」
「同性婚とパートナーシップ制度の違いってなに?」
という疑問に、網羅的に答えていきます。
同性婚に関心のある方はもちろん、「同性婚ってなんだかよくわからない」という方にも、理解しやすい充実した内容になっています。
さあ、あなたも一緒に「同性婚」について学んでみませんか?
同性婚とは?【 愛する人と家族になる権利】
同性婚とは、男性と男性、または女性と女性のように、同じ性別同士が結婚することを言います。
日本では残念ながら、まだまだ法整備が整っておらず議論が続けられている最中ですが、世界を見渡すとすでに37の国と地域で認められています。
また、同性婚は、愛する人が性別を問わずに家族(配偶者)として認められ、法的な保護を受けられる権利でもあります。
そんな同性婚ですが、同性婚が法制化されることによって社会にはどのようなメリットがあるのでしょう?
同性婚はなぜ必要?同性婚のメリット
世界で同性婚の法制化が認められているなか、日本はまだその波に乗ることができていません。
しかし、日本でも同性婚が認められるようになれば、きっと新しい社会の価値観が生まれて良い影響があるはずです。
ここでは、みなさんがよりイメージしやすいように、【同性婚のメリット】を5つ紹介していきます!
早速ですが、同性婚には以下のようなメリットがあります。
・愛する人が家族として認められる
・法的な保護を受けられる
・養子縁組が可能になる
・社会的な差別と偏見が減る
・経済効果が期待できる
愛する人が家族として認められる
同性婚の最大のメリットは、愛する人が家族として社会的に認められることです。
これは、かけがえのないパートナーと絆を深め、幸せな人生を歩むためには非常に重要なことですよね。
もちろん、異性カップルのように人目を気にせず結婚式を開くこともできるようになり、周囲からも祝福を受けやすくなるでしょう。
特に私たちの親世代では、「同性同士での結婚」に良いイメージを持つ人はまだまだ少ないかもしれません。
しかし、日本で同性婚が法的に認められることで、両親からの祝福やサポートが受けられやすくなるのもメリットですよね。
社会で法的な家族として認められることで、パートナーとの将来を安心して考えられるようになり、精神的な安定をもたらすことにも繋がるはずです。
法的な保護を受けられる
「同性婚」は、いざという時に愛する人を守るための盾となります。
例えば、法的な家族となることでパートナーと自分で財産を共有し、一緒に管理することができるようになります。
さらに、自分やパートナーが高齢になった際には、医療や介護に関する意思決定をお互いにすることができるのもメリットですよね。
また、パートナーが外国人の場合には、日本で安心して暮らすための「配偶者ビザ」を取ることもできます。
このように、同性婚ができることによって、普段の何気ない日常が快適で安心感のあるものに変わります。
「同性婚」は愛する人を守り、共に人生を歩んでいくための強い力となるでしょう。
養子縁組が可能になる
「いつか子どもを育ててみたい」と願う同性カップルは少なくありません。
そんなカップルでも、婚姻関係が認められるようになれば、その夢を「養子縁組」という形で実現することができます!
日本国内では、「普通養子縁組」で2組のゲイカップルが養親として認められた事例はあるのですが、「特別養子縁組」は認められていません。
特別養子縁組は、必ず婚姻関係がある夫婦のみと定められていたからですね。
しかし、同性婚ができることで、同性カップルも養子を迎えて幸せな家庭を築くことができるようになり、同性カップルの子育ての選択肢が増えることにも繋がります。
社会的な差別と偏見が減る
同性婚は、日本国民の価値観をガラリと変えるきっかけになるでしょう。
なぜなら、今までは「結婚=異性」が当たり前のことだと思われてきていましたよね?
しかし、同性婚が認められることによって、より多様な家族の形も生まれることになります。
そうなると、少しずつ人々の意識も変わり、偏見や差別も減っていくのではないでしょうか?
そして、より多様な人々を受け入れる社会へ変わり、誰もが生きやすい国になるでしょう。
経済効果が期待できる
同性婚は、経済にも良い影響を与えると期待されています。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
・消費の活性化
・投資の増加: LGBTQ+向けの商品やサービスへの投資が増加し、経済全体が活性化
・観光客誘致: 同性婚が認められている国は、LGBTQ+の旅行客にとって魅力的な観光地となる
・人材獲得: 優秀な人材が世界中から集まり、企業の競争力が高まる
・イノベーションの促進: 多様な価値観を持つ人々が集まることで、新たなアイデアやイノベーションが生まれやすくなる
このように、「同性婚」は”誰もが自分らしく輝ける社会”を実現し、経済的にも文化的にも発展することができます。
多様性を尊重し、誰もが活躍できる社会こそが、持続的な成長の鍵となるのです。
同性婚にデメリットはある?
同性婚は、愛する人と家族になる権利という大きなメリットを持つことはお分かり頂けたかと思います。
一方で、【同性婚のデメリット】はあるのでしょうか?
結論から言うと、同性婚ができることで社会に影響するほどのデメリットはありません。
ただ、幸せに安心して暮らせる人が増えるだけです。
もし、明日日本で同性婚が法制化されたとイメージしてみて下さい。
きっと、あなたの生活は何一つ変わらないでしょう。
そうなんです。
同性婚は、ただ単に今ある結婚制度を同性カップルにも権利を守るように変えるだけなので、何も失うものはないんです。
同性婚に反対する人は、もしかすると以下のような意見があるかもしれません。
例えば、
「伝統的な家族観が崩れる」
「親が同性同士だと子どもがいじめられるかも。」
「子どもがかわいそう」
など、このような意見は決してなくなることはないと思います。
だからこそ、同性婚が仮に法制化されたとしても、 相互理解と尊重を深めるための教育や啓蒙活動を進めることが重要です。
まとめ:同性婚が認められると、幸せな人が増えるだけ
いかがでしたか?
世界ではここ最近、同性の法制化を進める国が増えてきましたよね。
例えば、東南アジアのタイでも同性婚の法制化が可決されて、年内に同性婚が認められることとなりました。
いつか日本でも、結婚の平等が認められる日が来ることを願うばかりです。
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【東南アジア初】タイが同性婚法制化へ!アジアで3番目の希望の国
2024年6月18日、タイ上院で同性婚法案が可決され、年内に東南アジア初の同性婚法制化が実現することになりました。
この歴史的な瞬間は、LGBTQ+コミュニティにとって大きな喜びとなっており、アジアにおける同性婚実現の大きな一歩となりました。
テレビニュースやSNSでも話題になり、驚いた人も多いのではないでしょうか?
このことは、今後のアジア諸国の同性婚への動きに拍車をかけるようなポジティブな出来事だと捉えています。
そこで今回は、嬉しい話題を少し深掘りして【タイ同性婚法制化への道のり】をお話ししていこうと思います。
「タイ」とはどんな国?【魅力満載の微笑みの国】
東南アジアに位置するタイは、豊かな自然と活気あふれる都市、そして温かい人柄で知られる世界屈指の人気観光地です。
なんと、タイは年間130万近くの観光客が訪れています!
それだけ、タイは旅行者を惹きつけるような魅力を持っているんですね。
首都バンコクは、近代的な高層ビルと伝統的な寺院が共存する活気あふれる大都市となっています。
一方、北部には山岳地帯が広がり、少数民族の村々や美しい自然風景を楽しむことができますよ。
南部には、ターコイズブルーの海と白い砂浜が美しいビーチリゾートが点在し、世界中から観光客が訪れます。
そんな魅力溢れるタイの国を少しクローズアップして紹介しますね。
自然
タイは、熱帯雨林、山岳地帯、ビーチなどの様々な自然景観を楽しむことができます。
北部には、象乗りやトレッキングなどのアクティビティが楽しめる山岳地帯が広がり多くの観光客が足を運びます。
南部には、プーケットやサムイ島などの美しいビーチリゾートが点在し、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツがも盛んですよ。
食(タイ料理)
みなさんはタイ料理というと、どんな料理を思い浮かべますか?
タイ料理は、スパイシーで酸味と甘味のバランスが絶妙な味わいで知られています。
トムヤムクン、グリーンカレー、パッタイなど、日本でもお馴染みの料理もたくさんあります。
屋台やレストランで、様々なタイ料理を安く味わうことができるので、ぜひ試してみて下さいね。
タイ人
タイの人々は、温かくフレンドリーな性格で知られています。
「サワディー」という挨拶を交わし、笑顔で接してくれる人が多いですよね。
困ったことがあれば、気軽に助けを求めることができるのも嬉しいポイントです。
日本人とは違い、「マイペンラーイ(なんとかなるさ)」をいう精神を持っているので、せかせかしている人は少ない印象でもあります。
物価
タイは、日本と比べて物価が安い国と言われています。
レストランやマッサージ、宿泊費なども、日本よりも安く楽しむことができます。
しかし、最近ではタイの急激な経済発展で、バンコクなどの都市部では日本並みの物価になっているという話をよく耳にします。
タイのLGBTQ事情
タイの魅力は、なんといってもその「多様性」です。
タイは性差に対して非常に寛容であり、国全体がLGBTQをありのまま受け入れるような土壌があります。
例えば、日本では
・男性
・女性
・その他
というような3つの性別イメージを持っている方がほとんどかと思います。
しかし、タイでは「何十種類もの性別がある」と考えられているようです。
実際、日本では性的マイノリティを「LGBTQ+」と表したりしますが、実際には「LGBTQQIAAPPO2S」のように多くのセクシュアリティが続いています。
タイでは、すでにさまざまなセクシュアリティがあるということが認識されており、多様性への理解という点では日本よりも1歩進んでいるのではないでしょうか。
実際、日本で「生きづらい」と感じている性的マイノリティの方がタイへ移住する話はよく耳にします。
実際、トランスジェンダーの性別適合手術などを受けるためにタイへ渡航する人も少なくありません。
タイ社会では、性差に関して寛容というよりも、「気にしていない」というほうが正しいかもしれません。
例えば、同じ職場に、少数の性的アイデンティティを持つ人が在籍したいたとしても、「だから何?」という感じです。
それはもう、彼らからしたら「髭を生やしている」とか、「メガネをかけている」といった程度の問題なのではないでしょうか。
一部の日系社会などでは、外見の性別を未だに問題視するケースがあるようですが、タイは時代の数歩先を歩んでいることを忘れてはなりません。
タイ同性婚までの道のり【苦難と希望の7年間】
2024年6月18日、タイ上院で同性婚法案が可決され、東南アジア初の同性婚法制化が実現しました。
この歴史的な瞬間は、LGBTQ+コミュニティにとって大きな喜びとなり、アジアにおける同性婚実現の大きな一歩となりました。
しかし、この法制化までの道のりは決して平坦ではありませんでした。
ここでは【タイにおける同性婚法制化までの7年間】を、詳細な年表とともに振り返ってみます。
2017年
3月: 市民団体が同性婚法案を初めて提出するが、議会で否決される。
12月: 憲法裁判所が、婚姻を男女のみに限定する憲法条項は違憲ではないと判断する。
2018年
3月: 複数の市民団体が同性婚法案を再提出する。
5月: 下院で同性婚法案が初審議される。
2019年
2月: 下院で同性婚法案が2回目の審議される。
11月: 下院で同性婚法案が3回目の審議される。
2020年
1月: 下院で同性婚法案が可決される。
10月: 上院で同性婚法案の審議が始まる。
2021年
11月: 上院で同性婚法案が否決される。
2022年
3月: 改正された同性婚法案が下院で可決される。
11月: 上院で同性婚法案の審議が再開される。
2023年
12月: 上院で同性婚法案の採決が延期される。
2024年
3月: 上院で同性婚法案が可決される。
6月: タイ王室が同性婚法案に署名し、法制化が実現する。
いかがでしょう?
法制化までの道のりの中で、タイでは様々な困難に直面しました。
保守層からの強い反対意見や、宗教的な理由による抵抗などもあったそうです。
しかし、LGBTQ+当事者とアライの人々は諦めずに声を上げ続け、世論を少しずつ変えていきました。
そしてついに、2024年6月、タイは東南アジア初の同性婚法制化を実現することができたのです!
これは、LGBTQ+当事者たちにとって大きな勝利であり、アジアにおける同性婚実現の大きな一歩となりました。
しかし、アジアでの同性婚実現への闘いはまだ始まったばかりです。
今後、日本でも同性婚に関する様々な課題を解決していく必要があるでしょう。
タイの同性婚法制化が、日本を含む他のアジア諸国における同性婚実現のきっかけとなることは間違いありません。
同性婚の実現で挙がった国内外からの喜びの声
ここからは、【同性婚の実現で挙がった国内外からの喜びの声】を紹介します。
まとめ:タイはアジア諸国の同性婚実現の波を起こす
タイにおける同性婚法制化は、アジアにおけるLGBTQ+の権利向上にとって大きな意味を持つ出来事となりました。
この快挙が、他のアジア諸国にも同性婚法制化の波を起こすきっかけとなることを期待しています。
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【2024年最新版】世界中で広がる同性婚の波!同性婚が認められている国と地域
突然ですが、あなたは日本で同性カップルは結婚できると思いますか?
残念ながら、答えは「ノー」です。
今の日本では、同性婚に関する法整備が進んでいないため、いくら愛し合っていても同性同士では結婚することができないんですね。
では、海外ではどうでしょう?
世界に目を向けてみると、同性婚はあたりまえの権利となっていて、同性カップルが結婚して子どもを育てる人々のいる国も存在します。
今回は、世界の同性婚事情を知るために【同性婚が認められている国と地域】について徹底解説していきます!
日本でもいつか同性婚ができる日が来るかもしれません。
その前にまずは、海外のLGBTQ事情を知ることから始めてみましょう!
同性婚とは?
同性婚とは、同じ性別の二人が婚姻関係を結ぶことを指します。
日本ではまだ同性婚が合法化されていませんが、世界では多くの国や地域で認められています。
同性婚が認められると、結婚した二人は異性婚カップルと同じように、扶養控除や相続などの権利を得ることができます。
日本でも今まさに、同性婚の実現に向けて裁判が行われていますよね。
同性婚が認められることによって、性的マイノリティでも家族を築いたり、安心して暮らすことができるようになります。
しかし、日本ではまだ議論が続いており、同性婚への道のりは長いかもしれません。
しかし、北米やヨーロッパ諸国を中心に先進国と言われる国のほとんどでは、少しずつ同性婚が認められてきています。
次の章では、同性婚が認められている国・地域を紹介しますね。
同性婚が認められている国・地域
2024年6月現在、世界で同性婚が認められている国は37カ国にのぼります。
ちなみに、世界で一番最初に同性婚が認められたのはオランダで、2001年のときです。
あれから23年程たった今、同性婚ができる国は37カ国にまで広がりました!
もちろん、国や地域ごとに同性婚合法化の時期や、認められている権利などは異なります。
以下は、【同性婚が認められている国・地域】の一覧となります。
北米
・カナダ (2005年)
・メキシコ (2010年)
・アメリカ合衆国 (2015年)
北米では、意外にもカナダやメキシコの方がアメリカよりも先に同性婚が認められています。
アメリカの同性婚可決は、2014年当時大きなニュースになったのも記憶に新しいのではないでしょうか?
現在のアメリカでは、同性カップルでも生殖補助医療が適応されているため、アメリカの同性カップルの約5組に1組の割合で子育てをしていると言われています。
南米
・アルゼンチン (2010年)
・ブラジル (2013年)
・ウルグアイ (2013年)
・コロンビア (2019年)
・エクアドル (2019年)
・コスタリカ (2020年)
・チリ (2022年)
・キューバ (2022年)
意外に思われる方も多いかもしれませんが、今南米では同性婚ができる国々が増えています。
とても喜ばしいことですよね。
南米では同性愛に関しては寛容な地域だと言えるでしょう。
ヨーロッパ
・アイスランド (2010年)
・ノルウェー (2009年)
・スウェーデン (2009年)
・スペイン (2005年)
・フランス (2013年)
・ベルギー (2003年)
・オランダ (2001年)
・デンマーク (2012年)
・フィンランド (2014年)
・ポルトガル (2010年)
・ルクセンブルク (2019年)
・アイルランド (2015年)
・イギリス (2014年)
・ドイツ (2021年)
・オーストリア (2022年)
北欧・ヨーロッパ諸国では、性的マイノリティに関する教育や理解が非常に進んでいる地域です。
そのため、同性婚が認められている国は、他の地域と比べると多くなっています。
LGBTQ当事者にとっては、ヨーロッパ圏は生活しやすく、旅もしやすい地域かもしれませんね。
オセアニア
・ニュージーランド (2013年)
・オーストラリア (2018年)
オセアニア地域では、オーストラリアとニュージーランドの2カ国で同性婚が認められています。
これらの国々では、多くのゲイカップルやレズビアンカップルも街中で会うことができるでしょう。
特に、オーストラリアは元々移民も多く集まる多文化国家でもあるため、多様性には寛容な傾向があるようです。
アジア
・台湾 (2019年)
・ネパール(2023年)
アジアはまだまだ同性婚が認められている国の数こそ少ないものの、今後の動向が非常に注目されている地域でもあります。
タイやフィリピンなどの国では、性的マイノリティにも寛容な国でもあるため、今後注目したい国々でもあります。
ネパールも昨年、アジアで2番目に同性婚が認められた国として話題になりました。
アフリカ
・南アフリカ共和国 (2006年)
アフリカでは残念ながら、まだ南アフリカの1カ国しか同性婚が認められていません。
これはアフリカの独特の文化であったり、イスラム教を進行する人々が多いことも一因かもしれません。
なんと、アフリカの一部の国々では、同性愛は処罰の対象となる地域もあり、なかには死刑になってしまうこともあるようです。
同性婚が認められている国・地域の最新事情
ここからは、【同性婚が認められている国・地域に関する最新情報】をあわせて紹介していきます。
最新情報を知ることによって、世界の流れを掴むことができるかもしれません。
台湾でアジア初の同性婚が合法化
2019年5月24日、台湾でアジア初の同性婚が合法化されました。
この歴史的な出来事は、アジアにおけるLGBTQ+の権利向上に大きな弾みをつけました。
日本でもお隣の国である台湾の歴史的な決定を大きく報じましたよね。
今まさに同性婚裁判真っ只中の日本に勇気と希望を与えてくれる話題となりました!
ドイツで2021年に同性婚が合法化
2021年10月1日、ドイツで同性婚が合法化されました。
ドイツでは2017年に同性婚カップルに民事上のパートナーシップが認められていましたが、2021年の法改正により、結婚と同じ権利が与えられることになりました。
これは、パートナーシップから同性婚へ正式に合法化されたという嬉しいニュースです。
日本にも自治体が独自に行っている「同性パートナーシップ制度」があります。
今後、日本もパートナーシップ制度から合法的な婚姻に変わることがあるかもしれませんね。
スイスで2022年に同性婚の国民投票が実施
2022年9月26日、スイスで同性婚の国民投票が実施されました。
結果は賛成52.3%、反対47.7%で、同性婚が合法化されることになりました。
スイスでは2007年に同性カップルに民事上のパートナーシップが認められていましたが、今回の国民投票により、結婚と同じ権利が与えられることになりました。
この歴史的な決定は、国民が自ら権利を勝ち取った瞬間でもあります。
このように、時に国民の声が「自由」と「権利」を手にする大きな一歩となることがあります。
同性婚が認められるようになった理由
今まさに、世界中で同性婚が広まりを見せています。
では、なぜ世界でこのような動きとなっているのでしょう?
同性婚が認められるようになった理由は、大きく分けて二つあります。
・社会の意識変化
・法的な動き
まず、第一に「社会の意識変化」が挙げられます。
近年、LGBTQ+に対する理解と尊重が深まり、同性婚を支持する人が世界中で増えてきています。
これは、メディアでの取り上げやSNSなども大きく影響していると考えられます。
人々の意識が変わることで声を上げ、それが国の政治に届いているのでしょう。
また、「法的な動き」も同性婚が認められるようになった理由の1つかもしれませんね。
近年、多くの国・地域で同性婚に関する法改正が進んでいます。
これは、憲法裁判所の判断や、国民投票の結果などによって実現しています。
同性婚が認められることのメリット
性的マジョリティの人からすると、「同性婚」にはどのようなメリットがあるのかイメージしづらいかもしれませんね。
そこで、ここでは【同性婚が認められることのメリット】を少しお伝えしていきます。
同性婚が認められることには、以下のようなメリットがあります。
・同性カップルが平等な権利を得られる
・愛する人と家族として認められる
・子どもを育てやすくなる
・社会全体が多様性を受け入れやすくなる
このような大きなメリットがあります。
実は、結婚で当たり前に得られる権利(相続権、税制優遇、共同親権など)は、同性カップルにはありません。
そのため、異性カップルと同じように一緒に暮らしているのに、制度の恩恵が受けられないこともしばしばあります。
その結果、損をしたり、安心して暮らすことができなくなってしまいます。
同性婚が認められれば、性的マイノリティの人々も平等な権利を得られ、愛する人と「家族」として認めてもらえます。
そして、欧米のように同性カップルで子どもを持つケースも増えてくるでしょう。
少子化対策にもなりますし、社会全体が多様性を受け入れやすくもなるはずです。
同性婚が可決しても、失うものは何もありません。
ただ、安心して暮らせる人々が増えるだけなんです。
今後、日本でも同性婚が認められるよう心から願うばかりです。
まとめ:同性婚実現に向けて声を上げよう
同性婚は、愛する人と家族として認められ、平等な権利を得るための重要な制度です。
世界中で同性婚が認められるよう、今後も議論を深めていくことが必要です。
その第一歩として、まずは私たち国民一人ひとりが声を上げていかなければなりません!
どんなに小さい声でも、大勢が集まれば国を変えることができるかもしれません。
ぜひ、今日からあなたができることから始めてみましょう。
また、今はまだ同性婚が認められていませんが、幸せに暮らす同性カップルがいるのも事実です。
「日本LGBTサポート協会」では、全ての性的マイノリティの人の出会いをサポートしています!
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LGBTQ+を支援する「アライ(Ally)」とは?意味を分かりやすく解説
みなさんは「アライ(Ally)」という言葉を聞いたことはありますか?
LGBTQが社会で広く認知され始め、会社などでもアライの輪を広げる活動が始まっています。
しかし、”LGBTQ”という言葉は聞いたことがあるものの、”アライ”に関してはあまり理解していないという人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は誰にでも理解しやすいように【LGBTQを支援するアライとは?】について解説していきます!
今の日本では約10人に1人の割合で存在しているLGBTQ当事者たち。
学校や職場でのアライの存在は彼らにとっても心強い存在です。
みなさんもアライを理解し、自身もアライの1人として”誰もが生きやすい社会”への実現に貢献していきましょう!
「アライ」とは?【多様な性を理解し、共に歩む仲間】
近年、LGBTという言葉が広く知られるようになり、社会における多様性の尊重が少しずつ進んでいます。
しかし、当事者たちが真に安心して暮らせる社会を実現するには、まだまだ多くの課題が残されています。
そのような状況の中で、「アライ」という存在が注目されています。
アライとは、「LGBTQ当事者たちの理解者・支援者」を意味する言葉です。
アライは、必ずしもLGBTQ当事者である必要はありません。
LGBTQに関する知識を深め、偏見や差別をなくそうと積極的に行動する人であれば、誰でもアライになることができます。
アライができることはたくさんあります。
例えば、
・LGBTQに関する知識を学び、理解を深める
・LGBTQ当事者への偏見や差別をなくすため、周囲の人々に声を上げる
・LGBTQ関連のイベントや活動に参加する
・LGBTQ当事者経営の企業や団体を応援する
・LGBTQ当事者と同じ権利が認められる社会の実現に向けて、声を上げていく
などが挙げられます。
アライの存在は、LGBTQ当事者たちにとってかけがえのないもので、彼らが安心して自分らしく生きられる社会を作るために、大きな力となります。
学校や職場でアライがいることでLGBTQ当事者は救われる
LGBTQ当事者たちは、学校や職場などのあらゆる場所で「偏見」や「差別」を受ける可能性があります。
このような状況の中で、アライの存在はLGBQT当事者たちにとって大きな心の支えとなります。
アライは、LGBT当事者たちが安心して過ごせる環境を作るために、さまざまなサポートをすることができます。
具体的には、
・LGBTに関する正しい知識を共有し、偏見や差別をなくすための啓蒙活動を行う
・LGBT当事者たちが相談しやすい環境を作る
・LGBT当事者たちがイジメやハラスメントを受けた際の支援を行う
・LGBTに関するイベントや活動の情報を共有する
というもの。
アライが当事者の学校や職場に1人いるだけで、彼らの人生や命を救うことになるかもしれません。(これは決して大袈裟なことではありません)
アライの存在は、LGBTQ当事者たちが孤立感をなくし、自分らしくいられる場所を見つけるために、非常に重要なんですね。
アライにできること
ここまでも、アライにできるサポートなどを挙げてきましたが、ここからはより具体的にイメージしやすいようにお話ししていきます。
より具体的に伝えることで、明日からあなたも実践できるはずですよ。
・書籍や映画などを通じてLGBTQに関する知識を学び、理解を深める
・LGBTQ講演やイベント活動に参加する
・LGBTQ当事者経営の企業や団体を応援する
・偏見や差別をなくすために声を上げる
・選挙に行くなど、積極的に政治へ参加する
それでは、これらを詳しくみていきましょう!
1.書籍や映画などを通じてLGBTQに関する知識を学び、理解を深める
まず、あなた自身のLGBTQに関する知識を深めるためにも、書籍や映画を通じて学ぶことをオススメします。
LGBTQに関する書籍は最近ものすごく増えていて、子どもにも分かりやすく理解できるものから、当事者が実際に執筆したものまで幅広くあります。
そのなかでも、自分が興味を持った本を選び読んでみましょう。
ただ単にLGBTQの言葉の意味を知るだけでなく、彼らの気持ちを理解するのにも役立つはずです。
一方、映画はよりリアルに当事者の日常をイメージすることができます。
特に、私が今オススメの映画は「ジェンダーマリアージュ」です。
最近では日本で同性婚訴訟も行われていますよね。
同性婚が認められた自由の国と言われるアメリカでも、かつてはこのような闘いを乗り越えてきました。
むしろ、このような闘いを乗り越えてきたからこそ「自由の権利」を掴んだのかもしれませんね。
興味のある方はぜひご覧ください!
2.LGBTQ講演やイベント活動に参加する
当事者のお話を聞いたり、実際に彼らと交流することでLGBTQを深く理解することもできます。
よりリアルな当事者の声を聞くためにも、一度はLGBTQ講演やイベントに参加してみてはいかがでしょう?
有名なイベントとしては、毎年6月に行われる「東京レインボープライド」などがあります。
ここでは大勢のLGBTQ当事者やアライの人が集まり、パレードやブースでの講演などの催しも行っています。
コミュニティーへの繋がりもできるので、関東にお住まいの方はぜひ参加してみて下さいね。
東京レインボープライド
3.LGBTQ当事者経営の企業や団体を応援する
アライができることとして、LGBTQ当事者経営の企業や団体を応援するというのはいかがでしょう?
NPOを始めとして、日本にはさまざまなLGBTQを応援する企業や団体が存在しています。
私たち「日本LGBTサポート協会」も、LGBTQ当事者の出会いをサポートする団体の1つです!
あなた自身が当事者のご縁を結ぶ仲人としても活躍することも可能です。
協会員(相談所)募集
もちろん、LGBTQ当事者の方も安心して理想のパートナーを見つけることができますよ。
「今年こそはパートナーを作りたい」と考えている方がいたら、ぜひ連絡をください!
相談はいつでも受け付けています。
お問い合わせ
↑LINEからでも大丈夫です!
4.偏見や差別をなくすために声を上げる
LGBTQに対する世間の認識も広まりつつありますが、残念ながら偏見や差別が全くなくなったわけではありません。
時には、SNSなどでも誹謗中傷などが書き込まれることも少なくありません。
あなたがもし、LGBTQ当事者が差別や偏見に晒されていたら、声をあげて守ることができます。
みんなの声が集まれば、きっと社会は少しずつ変わっていくでしょう。
5.選挙に行くなど、積極的に政治へ参加する
最後に、日本の制度を変えるには政治に参加することが必要不可欠です。
政治に参加すると言っても、難しいことではありません。
あなたが18歳以上であれば、「選挙」へ参加することができます。
ぜひ、LGBTQにも優しい社会を目指している政党へ投票しましょう!
「政治のことはよくわからない…」
「どこに投票したらいいの?」
という方は、以下のマリフォーさんのサイトを見て下さいね。
マリフォー国会メーター
アライになるために
それでは、アライになるにはどうしたらいいのでしょう?
アライになるには特別な資格は必要ありません。
LGBTQに対する知識や理解があれば、誰でもなることができます!
LGBTQに関する書籍やウェブサイトなどを参考に、LGBT当事者たちの置かれている状況や、彼らが直面している課題について理解を深めましょう。
まとめ:誰もが生きやすく活躍しやすい社会へ
LGBTQ当事者が安心して暮らせる社会を実現するためには、アライの存在は不可欠です。
当事者たちにとってアライとは、「理解者であり、支援者であり、共に歩む仲間」です。
あなたも、今日からアライとして一歩踏み出してみませんか?
アライになることは、LGBTQ当事者たちへの理解と共感を深めるだけでなく、自分自身の視野を広げ、より豊かな人生を送るきっかけにもなりますよ。
誰もが生きやすく、活躍しやすい社会を作るために、あなたもアライとして行動していきましょう!
クエスチョニングの恋愛ってどんな感じ?クエスチョニングが抱える悩みと解決方法
LGBTQの「Q」であるクエスチョニング。
クエスチョニングとは、自分の性別が男性と女性のどちらなのかわからなかったり、自分の恋愛対象が同性と異性のどちらなのかわからない、揺れ動く人のことを指します。
そんな彼らでも、恋愛を楽しんだり、理想のパートナーと幸せなパートナーシップを築いている方は沢山いらっしゃいます。
しかし、クエスチョニングであるからこその恋愛の悩みや、将来に不安を抱える人も少なくありません。
そこで、今回は【クエスチョニングの恋愛】についてお話ししていきます!
「クエスチョニングだけど恋愛を楽しみたい!」、「パートナーを探している」という方はぜひご覧下さいね。
クエスチョニングとは?
LGBTQの「Q」は、”クエスチョニング(Questioning)”と”クィア(Queer)”の二つの意味があります。
どちらも、性的指向や性自認について、明確に定義づけられない、あるいは定義したくない人々を指す言葉ですが、ここでは「クエスチョニング」に注目して解説していきますね。
まず、クエスチョニングとは、自身の性自認(自分が男性なのか女性なのか、あるいはそのどちらでもないのか)や性的指向(誰に惹かれるのか)が定まっていない、もしくは意図的に定めていない状態を指します。
例えば、
「まだ自分のセクシュアリティについて十分に理解できていない」
「既存のカテゴリー(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルなど)に当てはまらないと感じる」
「性自認や性的指向が流動的で、時間とともに変化する可能性がある」
など、さまざまな理由でクエスチョニングを自認する人がいます。
クエスチョニングの人が抱える恋愛の悩み
ここまで、クエスチョニングの性のあり方を解説してきましたが、自身の性自認や性的指向が定まっていない彼らの恋愛はどうでしょう?
クエスチョニングの恋愛は、必ずしも性的指向が固定される段階であるとは限りません。
中には、自分の恋愛対象が流動的であることを受け入れて、固定的なラベルを付けずに恋愛を楽しむ人もいます。
とはいえ、多くのクエスチョニング当事者は自身の特徴的な性のあり方で悩む人が多いのも事実です。
そこで、以下に【クエスチョニングの恋愛の悩み】を5つにまとめてみました!
・恋愛対象が定まらない
・恋愛感情が複雑
・恋愛の仕方がわからない
・周囲からの理解が得られにくい
・将来への不安
1つずつ詳しく解説していきますね。
1.恋愛対象が定まらない
クエスチョニングの人は、恋愛対象が定まらないことがあります。
もちろん、個人差はありますが、性的指向が揺れ動いたりすると、それに伴って恋愛対象となる人も揺らいでしまう可能性があるからですね。
例えば、男性が好きなのか、女性が好きなのか、あるいはその両方なのかがまだはっきりわからないこともあるでしょう。
そのため、恋愛する際に「自分の恋愛対象は一体どんな人なんだろう?」と分からなくなってしまうこともあるようです。
2.恋愛感情が複雑
クエスチョニングの人は、他のセクシュアリティの人に比べて恋愛感情が複雑になる側面があります。
例えば、男性が好きなのか、女性が好きなのか、あるいはその両方なのか、わからないため、恋愛感情が誰に向いているのかわからなくなることが1つ。
そして、同じ相手でも「恋愛感情」と「友情」の2つの感情が混ざっていることがあり、自分がその人を本当に好きなのかどうか、判断が難しいことがあるようです。
3.恋愛の仕方がわからない
クエスチョニングは、ゲイやレズビアン、バイセクシュアルの人に比べると割合が少ないため、同じ境遇の人に相談できる機会が少ない傾向にあります。
そのため、自分の揺れ動く気持ちのなかで、どのように恋愛をしていくべきか迷うことも多いでしょう。
なかなか周囲から理解されるのが難しいセクシュアリティだからこそ、アドバイスをもらえる人がいないために恋愛の仕方が分からなくなるようです。
4.周囲からの理解が得られにくい
先程も触れましたが、クエスチョニングの性のあり方は周りから理解が得られにくいという傾向があります。
クエスチョニング恋愛の人は、周囲から「どっちが好きなの?」などと質問されることがあり、理解されにくいと感じることもしばしば。
実際、同性愛や異性愛が当たり前とされる社会の中で、自分の恋愛対象が定まらないことを理解してもらうのは難しいというのが現状です。
なぜなら、セクシュアルマジョリティの人にとっては「性自認」や「性的指向」は自然に認識できているため、揺れ動くという経験がないからイメージがしづらいんですね。
そのため、当事者からするとなかなか周囲からの理解が得られないことで苦労する人も少なくはありません。
5.将来への不安
クエスチョニングの恋愛では、「将来、自分が誰と恋愛するのか」、「結婚するのか」、「子どもを持つのか」など不安に感じてしまう人が多いのも特徴です。
周囲の人々が結婚や出産をしているのを見ると、自分もいつかは同じようにしたいと思う一方で、自分の恋愛対象が定まらないため、それがいつ実現できるのかわからないという不安を抱えることがあるようです。
そして時には、自分の恋愛対象が定まらないことを受け入れることができず、自分自身を責めてしまうことがあるため注意が必要です。
例えば、周囲の期待に応えようとして、無理に自分の恋愛対象を決めようとすることもありますが、それがうまくいかずにさらに悩んでしまうこともあるでしょう。
決して周りに流されずに、まずは自分で自分のセクシュアリティを受け入れることが大切です。
クエスチョニングの恋愛で悩みを解決する方法3つ
まず、クエスチョニングの人が幸せな恋愛をするには、以下の3つの方法があります。
・自分を責めない
・周囲に理解を求める
・情報収集をする
それぞれを詳しく見ていきましょう!
1.自分を責めない
まず第一に、自分自身を責めないことが大切です。
恋愛を始める前に心得ておきたいことは「自分を愛さないと、他人を愛せない」ということです。
クエスチョニングであることは、決して悪いことではありません。
多様なセクシュアリティの1つに過ぎないということを自分でしっかりと受け入れることが重要です。
そのための第一歩として、自分のペースで自分自身を理解していくといいですよ。
2.周囲に理解を求める
続いては、「周囲に理解を求めること」も幸せな恋愛をする上には欠かせないことです。
そして、あなたの理解者を見つけることは、あなた自身の心を楽にするためにも役立つでしょう。
そのためには、まず最初にあなたが信頼できる人に、自分の恋愛対象が定まらないことを打ち明けてみましょう。
理解してくれる人がいれば、気持ちが楽になるだけでなく、アドバイスをもらうこともできるはずです。
また、LGBTQに関する団体やコミュニティに参加することで、同じ悩みを持つ人と出会い、情報交換したり、支え合ったりすることができますよ。
3.情報収集をする
最後に、クエスチョニングに関する情報収集をしましょう。
インターネットや書籍などで、クエスチョニングの性のあり方や恋愛に関する情報を得ることで、自分が一人ではないことを知ることができます。
また、情報収集することで、自分の恋愛対象を理解し、適切なパートナーを見つけるのにも役立ちます。
私たち「日本LGBTサポート協会」では、全ての性的マイノリティの人の出会いをサポートしています!
もちろん、クエスチョニングの方も安心して理想のパートナーを見つけることができます。
「今年こそはパートナーを作りたい」と考えている方がいたら、ぜひ連絡をください!
相談はいつでも受け付けています。
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↑LINEからでも大丈夫です!
まとめ:あなたらしい恋愛を楽しんで!
クエスチョニング恋愛は、周囲の理解が得られにくいという悩みを抱えやすいですが、決して悪いことではありません。
自分のペースで、自分自身を理解していくことが大切です。
情報収集や信頼できる人に相談することで、クエスチョニングが抱える恋愛の悩みを解決することができます。
自分自身を愛し、自分らしい恋愛を楽しんでくださいね!
LGBTQ+のQとは?クエスチョニング・クィアの意味を分かりやすく解説!
最近、ニュースやテレビ番組でも「LGBTQ」が取り上げられることも増えてきましたよね。
しかし、「レズビアン」や「ゲイ」はよく知られている一方で「クエスチョニング」については、どのようなセクシュアリティなのか理解が追い付いていない印象があります。
「性のあり方」は多様であるからこそ、”クエスチョニング”や”クィア”と呼ばれるセクシュアリティの存在を理解することは大切です。
そこで、今回は【LGBTのQとは?クエスチョニング・クィアについて】分かりやすく解説したいと思います!
あなた自身が性のあり方に迷っている、もしくは身近な人がセクシュアリティに悩んでいる場合、この記事を読んでセクシュアリティの理解を深めることができるはずです。
知れば知るほど奥が深いセクシュアリティを一緒に学んで、考えていきましょう!
セクシュアリティを考える時に大切な4つの視点
まず、LGBTQの用語を知る前に理解しておくべき概念があります。
それが、
・性自認
・性的指向
・生物学的性
・性別表現
の4つの視点です。
この4つの意味や違いを知っておくことで、LGBTQへの理解もスムーズに進むでしょう。
1.性自認
「性自認」とは、自分がどんな性別だと感じるかの認識のことを言います。
多くの人は、生まれた時に男女の性別に分けられますが、なかには「自分は男でも女でもない」と感じたり、「割り当てられた性別とは違う」と考える人もいます。
このように、自分の性への感じ方はさまざまなことから「性自認」と言われています。
2.性的指向
「性的指向」とは、好きになる・惹かれる性別のことを指します。
例えば、「異性愛者(性的マジョリティー)」と言われる人々は、異性に惹かれる人のことです。
(ex:男性→女性、女性→男性)
反対に、「同性愛者(性的マイノリティー)」は、同性に惹かれる人のことを言います。
(ex:男性→男性、女性→女性)
なかには男性と女性の両方の性別に惹かれる「両性愛者」もいます。
性的指向も性自認と同様に、みんなそれぞれ感じ方や捉え方に違いがあるんですね。
3.生物学的性
「生物学的性」とは、外性器、内性器などの生物学的特徴により、性のあり方を考えることです。
わかりやすくいえば、「身体の性」ともいえるでしょう。
例えば、女性は妊娠出産やができますが、男性はできませんよね。
そういった身体的機能の違いからアプローチする方法が「生物学的性」となります。
4.性別表現
最後に、「性別表現」は服装やしぐさ、言葉遣いなどから性へのアプローチをすることを指します。
例えば、テレビ番組などで活躍しているオネエタレントが分かりやすいかもしれません。
IKKOさんやマツコデラックスさんは、生物学的性は「男性」となりますが、表現したい性は「女性」となります。
「らしさ」の性とも言われる性別表現ですが、服装や言葉遣い、振る舞いを、自分自身
がどのように表現したいかを言います。
また、性別表現は性自認と一致することが多いですが、必ずしも一致しない場合もあります。
【まとめ】
①「性自認」:「こころ」の性。自分自身が認識している性別のこと
②「性的指向」:「好き」の性。恋愛感情や情緒的・性的な関心がどの性別に向かっているかを示すもの
③「生物学的性」:「からだ」の性。身体的な特徴や染色体などより客観的に判断されるもの
④「性別表現」:「らしさ」の性。服装や言葉遣い、振る舞いを、自分自身がどのように表現したいかということ
クエスチョニング(Questioning)とは?
LGBTQの「Q」は、”クエスチョニング(Questioning)”と”クィア(Queer)”の二つの意味があります。
どちらも、性的指向や性自認について、明確に定義づけられない、あるいは定義したくない人々を指す言葉ですが、ここでは「クエスチョニング」に注目して解説していきますね。
まず、クエスチョニングとは、自身の性自認(自分が男性なのか女性なのか、あるいはそのどちらでもないのか)や性的指向(誰に惹かれるのか)が定まっていない、もしくは意図的に定めていない状態を指します。
例えば、
「まだ自分のセクシュアリティについて十分に理解できていない」
「既存のカテゴリー(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルなど)に当てはまらないと感じる」
「性自認や性的指向が流動的で、時間とともに変化する可能性がある」
など、さまざまな理由でクエスチョニングを自認する人がいます。
クィア(Queer)とは?
一方で、「クィア」は、もともとは同性愛者を差別する言葉として使われていました。
しかし、近年では、性的マイノリティのすべてを包括する言葉として使われるようになり、特に、既存のカテゴリーに当てはまらない人々や、カテゴリー分けを拒否する人々によって積極的に使われています。
クィアは、単一の定義があるわけではなく、人によって様々な意味を持つ言葉です。
例えば、
「性的指向や性自認にとらわれず、自由に自分自身を表現したい」
「社会通念にとらわれず、多様な性のあり方を肯定したい」
「ジェンダーや性的指向に関する固定観念に挑戦したい」
など、さまざまな思いを込めて使われています。
クエスチョニングとクィアの違いは?
同じLGBTQの「Q」でも、クエスチョニングとクィアは若干意味合いや言葉の使い方が異なります。
クエスチョニングは、自身のセクシュアリティについてまだ分からない、あるいは定義したくないという状態を指すのに対し、クィアは、既存のカテゴリーに当てはまらない、あるいは当てはまることを拒否する性的マイノリティのすべてを包括する言葉となります。
クエスチョニングは、あくまでも個人的な状態であるのに対し、クィアは、政治的な意味合いを持つアイデンティティであることも大きな違いです。
反対に、クエスチョニングとクィアの共通点は、
・性的指向や性自認を既存のカテゴリーに当てはめることに抵抗がある
・多様な性のあり方を肯定し、ジェンダーや性的指向に関する固定観念に挑戦したい
という部分では同じと言えるでしょう。
私たちにできることは、それぞれの言葉の意味を理解して尊重することです。
あなたの身近にもクエスチョン・クィアの人はいますか?
次は、彼らが日常で抱える悩みにフォーカスしてお話ししていきます。
クエスチョニングの人が日常で抱える悩み
クエスチョニングの人は、自身のセクシュアリティについて理解が深まっていく過程で、さまざまな悩みを抱えることがあります。
例えば、
・自分のセクシュアリティが分からない
・ 周りに理解してもらいにくい
・ 孤独を感じる
・将来が不安
・セルフイメージが低い
といった感じです。
彼らの悩みを知ることで、彼らへの理解を深めていきましょう。
1. 自分のセクシュアリティが分からない
まず、クエスチョニングの人が抱える大きな悩みの1つとして「自分のセクシュアリティが分からない」ということが挙げられます。
「自分が誰に惹かれるのか、男性なのか女性なのか、あるいはそのどちらでもないのかが分からない」
「過去の恋愛経験から、自分の性的指向が分からない」
このように、自分自身が分からないことで、周りの人と比べて自分のセクシュアリティの発達が遅れているように感じることもあります。
2. 周りに理解してもらいにくい
また、クエスチョニングはゲイやレズビアンとは異なり、周りに理解してもらいにくいことがあります。
また、クエスチョニングの人は常に「カミングアウトしても理解してもらえないのではないか」、という不安と常に戦っています。
そのため、自分がクエスチョニングであることを知っている人にしかカミングアウトできないことや、家族や友人から、「まだ本当の恋愛を知らないだけでしょ」と言われることもあります。
3. 孤独を感じる
また、クエスチョニングの人は孤独を感じやすいとも言われています。
それは、同じ境遇の人が少なかったり、周りの人と話が合わないことで、自分のような人は他にいないのだと孤独を感じることがあるからです。
ゲイやレズビアン、バイセクシュアルやトランスジェンダーはインターネット上でもコミュニティーが比較的多くあり、同じ境遇の人に出会いやすいと言われています。
反対に、クエスチョニングのコミュニティは数が少なく、なかなか同じ境遇の人と出会えないのも孤独に感じる原因なのではないでしょうか。
4. 将来が不安
クエスチョニングの人の多くは、「自分がどんな人と恋愛したり結婚したりするのか想像できない」、「子どもを持つことができないのではないか」と、将来が不安になることがあるようです。
社会の中で自分がどんな役割を果たせるのか分からないのも、彼らが日常で抱える悩みの1つだと言えるでしょう。
5. セルフイメージが低い
クエスチョニングは、周りの人に理解されづらいこともあり、「自分がおかしいのではないか」と感じることもあります。
その他にも、
・周りの人と比べて、自分が劣っているように感じる
・自分のセクシュアリティを受け入れることができない
・誰も自分のことを分かってくれない
など、クエスチョニングの人はセルフイメージを低くしてしまう傾向があるようです。
もしあなたがクエスチョニングであると感じ、上記のような悩みを抱えているのであれば、一人で抱え込まずに、以下のような方法で解決策を探してみることをおすすめします。
・LGBTQに関する情報収集をする
・LGBTQの当事者向けの相談窓口に相談する
・LGBTQの当事者向けの交流会に参加する
・信頼できる人に話を聞いてもらう
あなた自身のセクシュアリティについて理解を深めて自分を受け入れることができれば、悩みを乗り越え、より充実した人生を送ることができるでしょう。
まとめ:揺れ動くのも、あなたらしさ
いかがでしょうか?
クエスチョニング・クィアについての理解は深まりましたか?
あなたの性自認や性的指向が流動的で、時間とともに変化するのは決しておかしいことではありません。
「性はグラデーション」と言われているように、自身の性のあり方が揺れ動くことは当然なのかもしれません。
もし、あなたがクエスチョニングだけど、自分のことを理解してくれるパートナーを探しているなら「日本LGBTサポート業界」はきっとあなたの力になれるはずです。
「日本LGBTサポート協会」では、全ての性的マイノリティの人の出会いをサポートしています!
「今年こそはパートナーを作りたい」と考えている方がいたら、ぜひ連絡をください!
お問い合わせ
↑LINEからでも大丈夫です!
アセクシュアルでも結婚相談所に入れる?【アセクシュアルでも結婚したい人へ】
「自分はアセクシュアルだけど、いつか結婚してみたい」
「アセクシュアルである自分を受け入れてくれる人はいるんだろうか?」
「こんな自分でも受け入れてくれる結婚相談所はあるのかな…」
こんなお悩みはありませんか?
結婚相談所に登録する人の中でも、”実はアセクシュアルだ”という人も結構多いんです。
しかし、人に恋愛感情も抱かないし、性的欲求も抱かない自分でもパートナーを探せるのか不安に思う人も沢山います。
そこで、今回は理想のパートナーを探しているアセクシュアルの人向けに【アセクシュアルでも結婚相談所に入れるのか】を詳しく話していきますね。
「今年こそはパートナーを作りたい!」、「真剣に交際できる人を探したい」という方はぜひ参考になさって下さいね!
アセクシュアルとは?
「アセクシュアル」とは、恋愛感情や性的欲求をほとんど、または全く感じないセクシュアリティのことを言います。
「恋愛対象がいない」というよりは、「恋愛感情自体が分からない」という表現の方が近いでしょう。
例えば、
・好きな人ができても、恋愛感情が芽生えない
・恋愛ドラマや映画を見ても、共感できない
・周囲が盛り上がる恋愛話に、興味が持てない
・性的な魅力を感じる人がいない
・性行為に興味がない、または嫌悪感を感じる
など、人によってアセクシュアルの程度や表現はさまざまです。
また、「ノンセクシュアル」というセクシュアリティと混同してしまう人も多いですが、
この2つのセクシュアリティの違いは”恋愛感情を抱くのか・抱かないのか”という点で異なります。
・恋愛感情も性的な欲求もない=アセクシュアル
・恋愛感情があり、性的な欲求がない=ノンセクシュアル
そんなアセクシュアルの当事者は、世間ではどれくらいの割合で存在するのでしょう?
厚労省の「性的指向と性自認の人口学-日本における研究基盤の構築」チームが2019年に大阪市民を対象に行った調査によると、回答者のうちアセクシャルだと回答した人の割合は0.8%ほどだったと言います。
レズビアンやゲイ、バイセクシュアルの人々に比べると、割合も少なくあまり知られていないセクシュアリティだからこそ、自身の性に悩むことも多いようです。
アセクシュアルでも結婚相談所に入れるのか
結論から言うと、アセクシュアルでも結婚相談所に入ることができます!
基本的に結婚相談所では、身元を証明する各種書類の提出、支払いに関する手続きなどが必要になります。
必要になる書類には、本人確認のほか、学歴や収入を確認できる書類、独身だと証明する書類などがあります。
これらの書類に不備がなければどなたでも入会することはできます。
しかし、通常の結婚相談所では「実はアセクシュアルなんですが、それを受け入れて会ってくれる人を紹介して欲しい」と言われても困ってしまうことがあります。
なぜなら、結婚相談所の仲人さん自身が”アセクシュアル”という性のあり方を理解していないケースがほとんどだからですね。
仲人さんに理解してもらえなければ、自分を受け入れてくれる理想のパートナーを見つけることが難しくなってしまいます。
だって、「恋愛をして結婚をするものだから、そんな人には紹介できない」なんて言われてしまうこともあるかもしれないからですね。
だからこそ、アセクシュアルをよく理解している結婚相談所に入会すべきです!
次の章では、アセクシュアルの方でも理想のパートナーを探せるLGBT専門の結婚相談所を紹介しますね。
アセクシュアルの人におすすめの結婚相談所
LGBT専門の結婚相談所では、性的マイノリティの方々に対して理解のある仲人さんがあなたのパートナー探しをサポートしてくれます。
もちろん、仲人さんは勉強会などでセクシュアリティに関して十分な知識を持っているため、入会時にカミングアウトを行わなくても大丈夫です。
ここでは、アセクシュアルの方でも安心して恋人探しができるオススメの結婚相談所を紹介します!
1.日本LGBTサポート協会
「一般社団法人 ⽇本LGBTサポート協会」は、2020年に京都の結婚相談所主宰者で殿堂入りなど数多くの実績を持つ仲人が、⽇本最⼤規模の結婚相談所が加盟する連盟(BIU)の賛同を受けて始まった結婚相談所です。
これまでの結婚相談所業界では出来なかった同性間のパートナー探しを含め、性別やセクシュアリティに捉われない「お見合い」を実現することができます!
もちろん、仲人は全国にいるため地方に住んでいても紹介OKです。
さらに、仲人はLGBTに関する知識や理解を深めるため、定期的に研修会を実施しています。
LGBT系Youtuberの「かずえちゃん」などが講師としても研修で講演を行っているそうで、
当事者の気持ちを理解することを大切にしている結婚相談所です。
もし、理想のパートナー探しをしている方はぜひ一度相談してみることをおすすめします。
(相談は女性の代表が行います)
お問い合わせ
↑LINEからでも大丈夫です!
入会費 |
各社による |
カウンセリング |
無料 |
月会費 |
無料 |
初期登録料(プロフィール作成代含む) |
30,000円~ |
お見合い(1回) |
11,000円 |
オンラインお見合い(1回) |
8,800円 |
成約(双方合意) |
165,000円~ |
ホームページ |
一般社団法人日本LGBTサポート協会 |
2.結婚相談所カラーズ
「日本初の友情結婚専門の結婚相談所」として発足した「結婚相談所カラーズ」。
カラーズでの友情結婚の定義は、
『恋愛関係にない者同士がお互いの利害の一致・考え方の一致等により、性愛はなくても、友情や愛情など様々な気持ちのつながりでwin-winな婚姻を結ぶこと』
となっています。
そのため、アセクシュアルの方でも「異性と結婚はしたいけど、性行為は望まない」というニーズにマッチできる結婚相談所です。
性行為は完全に出来ない、したく無いという合意の上でのパートナー探しとなるので、アセクシュアルの方でも安心してパートナー探しのできる結婚相談所ですよ。
入会費 |
33,000円 |
登録料 |
77,000円 |
月会費 |
8,800円 |
お見合い費(1回) |
5,500円 |
成婚費 |
330,000円 |
ホームページ |
友情結婚相談所COLORUS |
結婚相談所でパートナーを探す流れ
結婚相談所に入会した経験がない人からすると、どのようなステップを踏んでパートナーを探せるのか非常に気になるところです。
ここでは、【入会から成約までの基本的な流れ】について紹介していきますね。
①お問い合わせ
②カウンセリング(無料)
③入会手続き
④お見合い成立
⑤仮交際
⑥本交際
⑦パートナー双方合意
①お問い合わせ
まず、気になる相談所へお問い合わせをします。
「日本LGBTサポート協会」の場合、お問い合わせは電話とLINEが選べます。
LINEの場合は以下のQRコードを読み取り、お友達に追加してからメッセージを送信してください。
②カウンセリング(無料)
お問い合わせ後は、無料のカウンセリングに進みます。
確かな実績を持ち、LGBTに理解のある仲人が、あなたの心に寄り添いながらヒアリング致します。
ここでは、希望などをしっかりとお伝えすることで、理想のパートナーを見つけやすくなります。
相談では決して躊躇せずにありのままの気持ちをお伝えください。
③入会手続き
入会の意思が固まったら、入会手続きへ進みます。
入会及び登録に必要な必要書類は以下となりますので、事前に用意しておくとスムーズですよ。
・独身証明書(3ヶ月以内のもの)
・住民票 (3ヶ月以内のもの)
・身分証明書(健康保険証、免許証、パスポートのいずれかコピー)
・短大~(卒業証書コピー 最終学歴証明書 卒業証明書いづれか) 高卒は不要
・収入証明書(源泉徴収票 確定申告書 所得証明のいずれか)
・資格証明書(資格、免許を要する職業の場合は、その証明書の写し)
④お見合い成立
入会が済んだら、早速お見合いがスタートです。
仲人さんがあなたのパーソナリティやセクシュアリティ、希望を鑑みて理想に近いパートナーを選びます。
ぜひ、沢山お話をして相手のことをよく知るように心がけましょう!
お見合いは「対面お見合い」または「オンラインお見合い」が選べます。
⑤仮交際
お見合いで相手のことが気に入ったら「仮交際」へと進むことができます。
仮交際なので、決してお相手を1人絞らなくてOKです。
このフェーズでは複数名とお見合いして、仮交際で良さそうな人をキープしていく感じで進めていくと良いですよ。
⑥本交際
仮交際で2人の仲が深まり、真剣に交際をしたいと考えて相手からも同意変えられると「本交際」へ発展します。
本交際では、お相手を1人に絞ります。
仕事や住まい、家族、将来的な現実的要素について、デートを通じて話し合いましょう!
1:1で向き合う大切な時間です。
⑦パートナー双方合意
本交際を続けて、お互いに「パートナー双方合意」が得られたら成約となります。
おめでとうございます!
これから真剣に人生を歩むパートナーと、幸せな未来を描いてくださいね。
まとめ
アセクシュアルの人はLGBTの他のセクシュアリティの人とはまた違った悩みを抱えることが多いです。
そして、恋愛感情や性的欲求を抱かないことをあまり周囲に理解されないのも辛いものです。
しかし、そんなアセクシュアルの方でも「人生のパートナーが欲しい」と考えるのは決しておかしいことではありません。
もし、あなたにパートナーが必要なら、アセクシュアルの人でもしっかり受け入れられて、人生の伴侶を見つけられる結婚相談所に頼るといいでしょう。
ぜひ、これからの人生を幸せに生きるためのヒントにしてくださいね!